温室効果ガス
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授業対象=中学生
実施=2023年9月実施予定


2023.7.26


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全体像


教材


@ 動物も植物も、空気を吸って生きています。空気は、いろいろなガスが混じってできています。一番たくさん含まれているのが窒素、次が酸素です。空気が100としたら、窒素がおよそ80、酸素がおよそ20でできています。一方、大気(空気)中の二酸化炭素濃度はわずか0.03%です。が、人間が吐く息は、その150倍の4.5%です。

A 主に、二酸化炭素は物を燃やしたり、車のエンジンを動かしたりすると発生します。また、人間一人が一日に排出する二酸化炭素は、約1sと言われています。世界人口を70億人とすると、世界中で排出される二酸化炭素のうち、約10%が人の呼吸によるものだということになります。植物はその反対で、光合成をするために二酸化炭素を取りこんで酸素を吐き出しています。

B 二酸化炭素は太陽から受ける熱を大気中にため込んで、地球を暖かく保ってくれており、これを「温室効果ガス」と呼んでいます。ところが、地球では車や工場から排出される二酸化炭素がとても多くなり、しかも、酸素を作ってくれる森や草原の緑が地球上から少しずつ失われています。その結果、二酸化炭素の割合が増加して地球の気温が上昇するという「環境問題」が起きています。工業化(1750年)以前と比べて1.5倍に増えているのです。

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この教材を使った学習
25分間


  8分……自学(持ち出す教材は4種類@ABC、教材の文章を図式化)

  6分……4人グループ「(1対1)×3セット」で相互プレゼン
  第1セット=@とA、BとC(プレゼン時間は40秒×2)
  第2セット=@とB、AとC(プレゼン時間は40秒×2)
  第3セット=@とC、AとB(プレゼン時間は40秒×2)

  5分……図式を見ながら文章化

  6分……全体プレゼン(@ABC、それぞれ代表者1名ずつがプレゼン)

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