円 安
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授業対象=中学生
実施=2023年7月実施予定


2023.7.11


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全体像


教材


@ 2022年初めには、もともと1ドル=110円ぐらいでしたが、10月には一時1ドル=150円という32年ぶりの「円安」水準になりました。円相場(円安・円高)とは、「日本円を海外の通貨(お金)と交換するときのレート(お金の値打ち)のことです。円の価値が下がったら「円安」と言い、逆に円の価値が上がったら「円高」と呼んでいます。1ドル110円が1ドル150円になった(=円安)ということは、例えば海外旅行に行く時、110万円だった旅行費用が150万円になり、40万円も高くなったということです。円安のため円の価値が下がったので、海外旅行の費用が高くなったのです。

A また、円安になると、海外からモノを買うためにより多くのお金(=円)が必要になります。例えば小麦・石油など、日本は9割を海外から輸入しています。これらが、円安になったために値上がりしました。その影響で、パン・灯油・電気など、さまざまなモノの値上がりにつながっています。

B そもそもなぜ、円安が進んだのでしょうか? 円安の最大の理由は、アメリカと日本の金利の差だと言われています。いま、日本おける普通預金の金利は0.001%です。100万円預けても、一年間につく利息はたったの10円です。そのため、「円」に人気がないのです。また、日本の経済状況がよくない(経済発展をしていない、給料が上がらない)ことが、いちばんの原因だと指摘されています。

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この教材を使った学習
25分間


  8分……自学(持ち出す教材は4種類@ABC、教材の文章を図式化)

  6分……4人グループ「(1対1)×3セット」で相互プレゼン
  第1セット=@とA、BとC(プレゼン時間は40秒×2)
  第2セット=@とB、AとC(プレゼン時間は40秒×2)
  第3セット=@とC、AとB(プレゼン時間は40秒×2)

  5分……図式を見ながら文章化

  6分……全体プレゼン(@ABC、それぞれ代表者1名ずつがプレゼン)

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