チャットGPT
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授業対象=中学生
実施=2023年4月実施予定


2023.4.18


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全体像


教材


@ 対話型の人工知能(AI)ソフト「チャットGPT」は昨年11月、アメリカで無料公開されると、わずか2カ月で利用者が世界で1億人を超えました。質問を入力するだけで、すぐに説得力のある回答が返ってきます。AIの専門家によると、チャットGPTが世界を変えうる可能性があると評価。一方、海外では利用を一時停止する国や大学が出るなど、「チャットGPT」の評価は割れています。

A チャットGPTは、ネット上の膨大な文章や画像データをAIに読み込ませ、学習させています。質問を打ち込むと、自然な言葉で回答してくれます。例えば、アメリカ司法試験問題の解答をさせてみると、上位10%の成績をたたき出しました。一方、チャットGPTは確率的に可能性の高い文章をもっともらしく作成します。そのため「うそが含まれている可能性」があります。実際に、内容がとんちんかんの場合もあります。利用した人は、「非常に話し上手な『知ったかぶりの人物』と会話をしているような感じ」と感想を述べる人もいます。

B 制限を求める声は出版界や教育界からも出ています。チャットGPTに頼ることによって、思考力が育たなくなったり、論文や作文で不正利用(盗作)が当たり前の世の中になったりしかねないからです。誰もかれもがAIを使い、世の中にAIによる文章があふれる可能性もはらんでいます。

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合計20分〜23分扱い

  図式化(個人学習)8分 

  ⇒4人グループ(相互プレゼン;40秒×3セット) 

  ⇒全体代表プレゼン(計4人;4分)

  =合計時間 20分+アルファ







この教材を使った学習
25分間


  8分……自学(持ち出す教材は4種類@ABC、教材の文章を図式化)

  6分……4人グループ「(1対1)×3セット」で相互プレゼン
  第1セット=@とA、BとC(プレゼン時間は40秒×2)
  第2セット=@とB、AとC(プレゼン時間は40秒×2)
  第3セット=@とC、AとB(プレゼン時間は40秒×2)

  5分……図式を見ながら文章化

  6分……全体プレゼン(@ABC、それぞれ代表者1名ずつがプレゼン)

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10分間
聞き取り ⇒再現(プレゼン)



課題は・・・・・


  メモ(図式)を取りながら聞き取り  ……2人ペア(相互に再現)
                     ……代表者による全体プレゼン(1名)
               
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課題に対する自分の考えをまとめる ⇒プレゼン
10分間
聞き取り ⇒再現(プレゼン)



  意見を図式でまとめる
   (1) 3分 自分の意見を図式化する。文章で書かない。
   (2) 2分 2人ペア(交互にプレゼンし合う) 40秒×2
   (3) 5分 時間の残される限り、一人ずつ「全体プレゼン」

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これぞ
「総合的な学習の時間」で
求められている学力です。
情報を鵜呑みにするのではなく
批判的精神を持って反論する。
その向こうに
自分らしい「持論」が見えてきます。



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