AIが部活動指導
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授業対象=中学生
実施=2023年4月実施予定


2023.4.7


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全体像


教材


@ 多くの学校では、強制的に全ての先生に対し部活顧問が割り振られています。しかも、先生の約半数は全く経験のない競技の顧問を担当している実態があります。一方では先生の部活負担増による長時間労働が、大きな社会問題になっています。文科省も、この課題解決に取り組み始めています。そんななか、この部活動顧問の問題をAI(人工知能)が解決してくれるかも知れません。

A 部活動担当者の負担軽減については、例えば卓球コーチロボット「フォルフェウス」があります。カメラで対戦相手(生徒)と球の動きを検出し、AIが生徒の技術レベルを判断します。この結果に基づき、「フォルフェウス」は生徒のレベルに合わせてラリーを続けてくれます。他の例としては、フットサルロボット「スポーツ動画センシング」があります。AI技術によって、複数台のカメラで撮影した試合映像から、瞬時にシュートやゴールシーンを自動的に取り出すことができます。選手はこの映像をスマホやタブレットなどで観察することにより、手軽に自分のプレーを振り返ることができます。

B このように、AI活用は、全く経験のない競技の部活顧問を担当する先生にとって、極めて頼もしいパートナーになってくれます。また、間接的には競技指導の効率化(ムリ・ムラ・ムダを除く)により、先生の長時間労働の解決とともに、生徒の練習時間短縮も実現できる可能性を秘めています。

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合計20分〜23分扱い

  図式化(個人学習)8分 

  ⇒4人グループ(相互プレゼン;40秒×3セット) 

  ⇒全体代表プレゼン(計4人;4分)

  =合計時間 20分+アルファ







この教材を使った学習
25分間


  8分……自学(持ち出す教材は4種類@ABC、教材の文章を図式化)

  6分……4人グループ「(1対1)×3セット」で相互プレゼン
  第1セット=@とA、BとC(プレゼン時間は40秒×2)
  第2セット=@とB、AとC(プレゼン時間は40秒×2)
  第3セット=@とC、AとB(プレゼン時間は40秒×2)

  5分……図式を見ながら文章化

  6分……全体プレゼン(@ABC、それぞれ代表者1名ずつがプレゼン)

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10分間
聞き取り ⇒再現(プレゼン)



課題は・・・・・


  メモ(図式)を取りながら聞き取り  ……2人ペア(相互に再現)
                     ……代表者による全体プレゼン(1名)
               
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課題に対する自分の考えをまとめる ⇒プレゼン
10分間
聞き取り ⇒再現(プレゼン)



  意見を図式でまとめる
   (1) 3分 自分の意見を図式化する。文章で書かない。
   (2) 2分 2人ペア(交互にプレゼンし合う) 40秒×2
   (3) 5分 時間の残される限り、一人ずつ「全体プレゼン」

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これぞ
「総合的な学習の時間」で
求められている学力です。
情報を鵜呑みにするのではなく
批判的精神を持って反論する。
その向こうに
自分らしい「持論」が見えてきます。



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