工場野菜
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授業対象=中学生
実施=2023年4月実施予定


2023.4.7


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全体像


教材


@ 山梨県北杜市にある最新の野菜工場「村上農園」は、広大な面積(約9500平方メートル)を誇っています。ここでは、264台の自動栽培装置がブロッコリースプラウト(ブロッコリーの新芽)を生産しています。この工場の特徴は、徹底した省力化(ムダを除く)です。スプラウトは回転させながら育てます。この工場の装置は、光・水・空気の調整を人の手ではなく、自動(AI)で行っています。

A 科学的なデータ分析で生育状況を調べ、成長の具合によって装置の回転数などを調整します。こうした自動化によって生産能力が2倍になり、一日最大10万パックも生産することが出来るようになりました。松井真実子次長は「どんな環境であっても一年中、安定して高品質なブロッコリースプラウトを生産出来ます。食料の安定供給・価格の安定に貢献しています。」と語っています。

B 千葉県芝山町にあるレタス工場「スプレッド」では、種まき・収穫・運搬までの工程の、実に7割以上でAIを活用した自動化(ロボット作業)を実現しました。人の作業を減らしたことにより、面積当たりの収穫量は従来の約2倍に増えました。上原淳社長は「工場で生産された野菜は害虫もおらず、土を使っていないので洗わなくても食べられます。」と語っています。

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合計20分〜23分扱い

  図式化(個人学習)8分 

  ⇒4人グループ(相互プレゼン;40秒×3セット) 

  ⇒全体代表プレゼン(計4人;4分)

  =合計時間 20分+アルファ







この教材を使った学習
25分間


  8分……自学(持ち出す教材は4種類@ABC、教材の文章を図式化)

  6分……4人グループ「(1対1)×3セット」で相互プレゼン
  第1セット=@とA、BとC(プレゼン時間は40秒×2)
  第2セット=@とB、AとC(プレゼン時間は40秒×2)
  第3セット=@とC、AとB(プレゼン時間は40秒×2)

  5分……図式を見ながら文章化

  6分……全体プレゼン(@ABC、それぞれ代表者1名ずつがプレゼン)

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10分間
聞き取り ⇒再現(プレゼン)



課題は・・・・・


  メモ(図式)を取りながら聞き取り  ……2人ペア(相互に再現)
                     ……代表者による全体プレゼン(1名)
               
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課題に対する自分の考えをまとめる ⇒プレゼン
10分間
聞き取り ⇒再現(プレゼン)



  意見を図式でまとめる
   (1) 3分 自分の意見を図式化する。文章で書かない。
   (2) 2分 2人ペア(交互にプレゼンし合う) 40秒×2
   (3) 5分 時間の残される限り、一人ずつ「全体プレゼン」

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これぞ
「総合的な学習の時間」で
求められている学力です。
情報を鵜呑みにするのではなく
批判的精神を持って反論する。
その向こうに
自分らしい「持論」が見えてきます。



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