潜水艦
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授業対象=中学生
実施=2023年4月実施予定


2023.4.7


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全体像


教材


@ 潜水艦の母港である神奈川県の横須賀や、広島県の呉では、「独特な匂いの人達が増えたら、潜水艦が帰ってきたと分かる」という噂話をしばしば耳にします。海に潜む潜水艦は、実は「匂い」との戦いが切っても切り離せない事情があるのです。

A どれだけ清潔にしていても、人間が生活すれば匂いは発生します。さらに潜水艦は艦内に発電用のエンジンも積んでいるため、その油脂や燃料の匂いも艦内に漂います。さらに艦内は蒸し暑く、匂いが発生しやすい悪条件となっています。地上であるなら、「少し臭いがするな」「空気が汚れてるな」と感じたら、「窓を開ける」「換気扇を動かす」、即ち外の空気を取り入れる「換気」を行います。しかし、潜水艦では換気をしようと思っても、四方八方を海水に囲まれているので、空気を取り入れることが出来ないのです。

B 潜水艦は海に出ている間は密閉空間という性格上、過去には数々の問題がありました。特に、第2次世界大戦中の各国の潜水艦では、トイレ事情は切実でした。潜航中にトイレが使用できないタイプの潜水艦もあり、その場合はフタ付きのバケツで用を足すこともあったそうです。現在、海上自衛隊が所有する潜水艦には快適なトイレ以外に、冷暖房完備・シャワーなどの設備も充実しています。

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合計20分〜23分扱い

  図式化(個人学習)8分 

  ⇒4人グループ(相互プレゼン;40秒×3セット) 

  ⇒全体代表プレゼン(計4人;4分)

  =合計時間 20分+アルファ







この教材を使った学習
25分間


  8分……自学(持ち出す教材は4種類@ABC、教材の文章を図式化)

  6分……4人グループ「(1対1)×3セット」で相互プレゼン
  第1セット=@とA、BとC(プレゼン時間は40秒×2)
  第2セット=@とB、AとC(プレゼン時間は40秒×2)
  第3セット=@とC、AとB(プレゼン時間は40秒×2)

  5分……図式を見ながら文章化

  6分……全体プレゼン(@ABC、それぞれ代表者1名ずつがプレゼン)

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10分間
聞き取り ⇒再現(プレゼン)



課題は・・・・・


  メモ(図式)を取りながら聞き取り  ……2人ペア(相互に再現)
                     ……代表者による全体プレゼン(1名)
               
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課題に対する自分の考えをまとめる ⇒プレゼン
10分間
聞き取り ⇒再現(プレゼン)



  意見を図式でまとめる
   (1) 3分 自分の意見を図式化する。文章で書かない。
   (2) 2分 2人ペア(交互にプレゼンし合う) 40秒×2
   (3) 5分 時間の残される限り、一人ずつ「全体プレゼン」

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これぞ
「総合的な学習の時間」で
求められている学力です。
情報を鵜呑みにするのではなく
批判的精神を持って反論する。
その向こうに
自分らしい「持論」が見えてきます。



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