キラキラネーム
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授業対象=中学生
実施=2023年4月実施予定


2023.4.7


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全体像


教材


@ 戦後、奇抜な名前はあまり付けられなかった。ところが平成年代(1990年代)以後、皇帝(しいざあ)、一二三(わるつ)、今鹿(なうしか)など、奇抜な名前が増えはじめた。こういう名前が「キラキラネーム」としてテレビなどで紹介され、急激に広がってきた。そうした名前を付ける親たちは、「個性」「自由」をさかんに口にし、人に読めない、男女不明の名前を好んで付けるようになった。

A こういう流れを受けて2024年から、住民台帳や戸籍にふりがなを記入することになった。ただ、「氏名に用いる文字の読み方として一般に認められているもの」というルールが設けられる。漢字と反対の意味になってしまう、読み違いされやすいなど、例えば、高(ヒクシ)、太郎(サブロウ)などの読み方は認められなくなる。

B 令和の時代になり、かつてキラキラネームと呼ばれたような奇抜な名前の流行は去った。が、まだ残り火はくすぶっている。例えば、陽葵(ひなた)、満星(まほ)、颯(はやと)など、耳で聞いたら普通の名前であっても読めない、読み間違えやすいという名前は依然として多い。名前を付ける相手は、自分自身の子である。子どもの名前は、何十年もの長い人生の中で使い続ける大切なものである。そのことを自覚しながら、「この名前で我が子は納得できるか」と親は自問自答して届け出て欲しい。

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合計20分〜23分扱い

  図式化(個人学習)8分 

  ⇒4人グループ(相互プレゼン;40秒×3セット) 

  ⇒全体代表プレゼン(計4人;4分)

  =合計時間 20分+アルファ







この教材を使った学習
25分間


  8分……自学(持ち出す教材は4種類@ABC、教材の文章を図式化)

  6分……4人グループ「(1対1)×3セット」で相互プレゼン
  第1セット=@とA、BとC(プレゼン時間は40秒×2)
  第2セット=@とB、AとC(プレゼン時間は40秒×2)
  第3セット=@とC、AとB(プレゼン時間は40秒×2)

  5分……図式を見ながら文章化

  6分……全体プレゼン(@ABC、それぞれ代表者1名ずつがプレゼン)

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10分間
聞き取り ⇒再現(プレゼン)



課題は・・・・・


  メモ(図式)を取りながら聞き取り  ……2人ペア(相互に再現)
                     ……代表者による全体プレゼン(1名)
               
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課題に対する自分の考えをまとめる ⇒プレゼン
10分間
聞き取り ⇒再現(プレゼン)



  意見を図式でまとめる
   (1) 3分 自分の意見を図式化する。文章で書かない。
   (2) 2分 2人ペア(交互にプレゼンし合う) 40秒×2
   (3) 5分 時間の残される限り、一人ずつ「全体プレゼン」

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これぞ
「総合的な学習の時間」で
求められている学力です。
情報を鵜呑みにするのではなく
批判的精神を持って反論する。
その向こうに
自分らしい「持論」が見えてきます。



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