腸内細菌
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授業対象=中学生
実施=2023年4月実施予定


2023.4.7


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全体像


教材


@ 私たちの腸には1000種40兆個もの腸内細菌がすんでいて、腸の調子を整える働きがあります。しかし、腸内細菌の働きはそれだけでありません。近年、腸内細菌は研究が急速に進歩し、私たちの健康・病気に大きな影響を及ぼすことが分かってきました。

A 例えば、青山学院大学研究で「腸内細菌が持久力を高めてくれる」という研究成果が発表されました。青山学院大学陸上競技部に所属する、男子の長距離走ランナー48人の腸内細菌を調べたところ、同年代の男性たちと比べ、腸内細菌「バクテロイデス・ユニフォルミス」が多くいることが分かりました。また、陸上競技部員に3000メートルを走ってもらい、計測タイムと腸内細菌の数との関係を調べると、バクテロイデス・ユニフォルミスの数が多い人ほどタイムが速いという結果が出ました。

B 健康であるためには、腸内細菌の種類がバランスよく棲んでいることが大事です。そのためには、「好き嫌いせず、さまざまなものを食べる」のがいちばんのポイントです。中でも特に、腸内細菌のエサになるオリゴ糖・食物繊維が大切です。例えば、これらを含む、海藻、きのこ類、玄米・大麦などの雑穀、大豆・大豆製品、野菜、根菜類、バナナなどの果物、魚など、意識して食べることが大事です。ヨーグルト・発酵食品なども、腸内環境を整える上で効果的です。

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合計20分〜23分扱い

  図式化(個人学習)8分 

  ⇒4人グループ(相互プレゼン;40秒×3セット) 

  ⇒全体代表プレゼン(計4人;4分)

  =合計時間 20分+アルファ







この教材を使った学習
25分間


  8分……自学(持ち出す教材は4種類@ABC、教材の文章を図式化)

  6分……4人グループ「(1対1)×3セット」で相互プレゼン
  第1セット=@とA、BとC(プレゼン時間は40秒×2)
  第2セット=@とB、AとC(プレゼン時間は40秒×2)
  第3セット=@とC、AとB(プレゼン時間は40秒×2)

  5分……図式を見ながら文章化

  6分……全体プレゼン(@ABC、それぞれ代表者1名ずつがプレゼン)

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10分間
聞き取り ⇒再現(プレゼン)



課題は・・・・・


  メモ(図式)を取りながら聞き取り  ……2人ペア(相互に再現)
                     ……代表者による全体プレゼン(1名)
               
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課題に対する自分の考えをまとめる ⇒プレゼン
10分間
聞き取り ⇒再現(プレゼン)



  意見を図式でまとめる
   (1) 3分 自分の意見を図式化する。文章で書かない。
   (2) 2分 2人ペア(交互にプレゼンし合う) 40秒×2
   (3) 5分 時間の残される限り、一人ずつ「全体プレゼン」

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これぞ
「総合的な学習の時間」で
求められている学力です。
情報を鵜呑みにするのではなく
批判的精神を持って反論する。
その向こうに
自分らしい「持論」が見えてきます。



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