生物みな親戚
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授業対象=中学生
実施=2023年2月実施予定


2023.2.1


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全体像


教材


@ 地球は、第6回目の生物大量絶滅期に入っています。その前の5回目は、恐竜など地球上の生き物の約70%が絶滅した中生代の終わりの大量絶滅です。現在、800万種ぐらい地球上には生き物がいると推定されていますが、これから十数年の間にそのうちの100万種ぐらいが、この地球から消えて無くなると言われています。それはとりもなおさず、人間のせいです。環境変動が原因です。

A 生物学者は、多様性がとても重要だと思っています。例えば、ゴキブリとか人の血を吸う蚊とか、こんな生物いなくてもいいと思っている人がいるかもしれません。しかし、生態系(=すべての生物がお互いにかかわり合って生きている世界)の中でお互いの生物同士が、全部つながっています。もともとみんな兄弟・親戚です。違う種類の生物同士が支え合って生きているのです。

B 例えば、多様性の重要性をいちばん簡単に説明する例は、ハチです。実は日本の農作物の7割は、ハチによって受粉(=めしべにおしべの花粉が付くこと)が成り立っています。ハチがこの世から消えたら、農作物は生産量が激減します。農業が成り立たなくなります。このように、多様な生物が地球にたくさん生きていて、違う種類の生物同士が支え合って生きているのです。

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合計20分〜23分扱い

  図式化(個人学習)8分 

  ⇒4人グループ(相互プレゼン;40秒×3セット) 

  ⇒全体代表プレゼン(計4人;4分)

  =合計時間 20分+アルファ