深海に潜る
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授業対象=中学生
実施=2023年2月実施予定


2023.2.1


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全体像


教材


@ 世界で最も深い海底に到達できる、有人潜水調査船「しんかい12000」の構想が2015年に発表され、2020年代後半の完成を目指して、着々と計画が進んでいます。現在活躍している有人潜水調査船は、「しんかい6500」(6500mまで潜れる調査船7隻)です。1990年から活躍しており、これまで1,400回近く海の底に潜っています。東日本大震災が起きた時には、5,350mの海底で亀裂(海底の裂け目)を発見しました。

A しかし、日本近海の「マリアナ海溝」の深さは1万メートル以上(10,910m)もあります。地震探査のためには、水深10Km以上潜れる有人潜水調査船が、何としても必要です。しかし、海中では水深が10m増すごとに水圧が1気圧ずつ増えます。水深が1万2千mなら1,201気圧で、1平方センチ当たり約1.2トンもの力がかかります。有人潜水調査船は、つぶされるほどの圧力がかかります。そこで「しんかい12000」は、窓を厚さ約10センチの強化ガラスにする予定です。

B また、「しんかい6500」は、最長潜行(いちばん長く潜る)時間が3時間ですが、これを大幅に改善。休憩用の空間やトイレも備えています。また、定員3人(操縦者2人・研究者1人)のところ定員6人と倍増し、うち4人が研究者にするとのことです。また、最長2日間潜航できるようにします。

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合計20分〜23分扱い

  図式化(個人学習)8分 

  ⇒4人グループ(相互プレゼン;40秒×3セット) 

  ⇒全体代表プレゼン(計4人;4分)

  =合計時間 20分+アルファ