マスク依存症
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授業対象=中学生
実施=2021年2月実施予定


2021.2.26


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全体像


教材


@ マスク依存症とは「マスクをする必要がない場所でも外すことができない精神状態」で、コロナ以前は特に若い女性の間で多く見受けられる現象でした。マスクをしていると周囲から見られる箇所が減る一方、自分は視野を確保し、周囲の様子を慎重に観察できます。外部からのストレスを受けずに周囲を見渡せるといった安心感が得られます。

A しかしマスクを付けていると、他人から「感情が読めない」「何を考えているかわからない」という印象を持たれやすくなります。そのため、親しみやすさが減り、良好な人間関係を築くうえでマイナスとなってしまいます。特に初対面のときにマスクで口元が見えないと、顔のインパクトがなくなり、顔を覚えてもらえない、親近感が生まれにくいという問題が生じるとされています。

B ところで新型コロナが流行して以来、マスク着用がエチケットとなっています。マスクを着用することによって鼻や口が覆われ、外部の冷たい空気を防いでくれます。一方、風邪を引き起こすウイルスは、温度が低く乾燥した環境を好んで繁殖します。その点、マスクを付けていると吐いた息の水分がマスクの内側にこもるため喉や鼻の粘膜を潤し、新型コロナからの感染を守ってくれます。さらには、マスクは飛沫を防ぐ効果があるため、コロナ禍の今は、マスク着用は感染防止に欠かせません。

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合計20分〜23分扱い

  図式化(個人学習)8分 

  ⇒4人グループ(相互プレゼン;40秒×3セット) 

  ⇒全体代表プレゼン(計4人;4分)

  =合計時間 20分+アルファ







この教材を使った学習
25分間


  8分……自学(持ち出す教材は4種類@ABC、教材の文章を図式化)
  6分……4人グループ「(1対1)×3セット」で相互プレゼン
  第1セット=@とA、BとC(プレゼン時間は40秒×2)
  第2セット=@とB、AとC(プレゼン時間は40秒×2)
  第3セット=@とC、AとB(プレゼン時間は40秒×2)
  6分……全体プレゼン(@ABC、それぞれ代表者1名ずつがプレゼン)

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10分間
聞き取り ⇒再現(プレゼン)


題材は
2年生=沖縄の歴史
3年生=飯南高校の歴史
未定


課題は未定


  メモ(図式)を取りながら聞き取り  ……2人ペア(相互に再現)
                     ……代表者による全体プレゼン(1名)
               
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課題に対する自分の考えをまとめる ⇒プレゼン

題材
2年生=修学旅行の行き先(沖縄⇒隠岐)
3年生=飯南高校特別選抜試験の是非

  意見を図式でまとめる
   (1) 4分 自分の意見を図式化する。文章で書かない。
   (2) 2分 2人ペア(交互にプレゼンし合う) 40秒×2
   (3) 5分 時間の残される限り、一人ずつ「全体プレゼン」

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これぞ
「総合的な学習の時間」で
求められている学力です。
情報を鵜呑みにするのではなく
批判的精神を持って反論する。
その向こうに
自分らしい「持論」が見えてきます。



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