電子図書館
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授業対象=中学生
実施=2021年2月実施予定


2021.2.26


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全体像


教材


@ 仙台市は1月28日、2021年度一般会計当初予算案を発表しました。注目すべきは、デジタル化を推進するため、新たに「電子図書館サービス」を始める予算を計上したことです。図書館を行かなくてもインターネットで本が読める「電子図書館サービス」には、1,009万円を計上しました。

A 電子書籍の普及と並行して、公共図書館などが「紙の図書の貸出し」に加えて「電子書籍の貸出し」を行う事例が始まってきています。国立国会図書館では、2001年から所蔵資料のデジタル化を進めており、著作権処理済みの図書や古典資料については、インターネット上での閲覧サービス(読むことが出来るサービス)を提供しています。これを「電子図書館」と呼び、インターネット経由で利用できます。国内では、出版業界が今後拡大が見込まれるサービスとして注目を集めています。

B 電子図書館の主なメリットと考えられる点は、館外から24時間365日のサービスが受けられること、わざわざ図書館まで行かなくても貸し借りができることです。また、デジタル化によって、持ち出し禁止の図書を借りることができたり、(実際に本を借りるわけではないので)破損や紛失も解消されます。今後は人工知能の導入により、貸し借りが自動的に行えるようにもなります。一方、課題として現状では貸出可能な電子書籍の不足や、著作権の問題などがあげられています。

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合計20分〜23分扱い

  図式化(個人学習)8分 

  ⇒4人グループ(相互プレゼン;40秒×3セット) 

  ⇒全体代表プレゼン(計4人;4分)

  =合計時間 20分+アルファ







この教材を使った学習
25分間


  8分……自学(持ち出す教材は4種類@ABC、教材の文章を図式化)
  6分……4人グループ「(1対1)×3セット」で相互プレゼン
  第1セット=@とA、BとC(プレゼン時間は40秒×2)
  第2セット=@とB、AとC(プレゼン時間は40秒×2)
  第3セット=@とC、AとB(プレゼン時間は40秒×2)
  6分……全体プレゼン(@ABC、それぞれ代表者1名ずつがプレゼン)

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10分間
聞き取り ⇒再現(プレゼン)


題材は
2年生=沖縄の歴史
3年生=飯南高校の歴史
未定


課題は未定


  メモ(図式)を取りながら聞き取り  ……2人ペア(相互に再現)
                     ……代表者による全体プレゼン(1名)
               
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課題に対する自分の考えをまとめる ⇒プレゼン

題材
2年生=修学旅行の行き先(沖縄⇒隠岐)
3年生=飯南高校特別選抜試験の是非

  意見を図式でまとめる
   (1) 4分 自分の意見を図式化する。文章で書かない。
   (2) 2分 2人ペア(交互にプレゼンし合う) 40秒×2
   (3) 5分 時間の残される限り、一人ずつ「全体プレゼン」

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これぞ
「総合的な学習の時間」で
求められている学力です。
情報を鵜呑みにするのではなく
批判的精神を持って反論する。
その向こうに
自分らしい「持論」が見えてきます。



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