睡眠ホルモン
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授業対象=中学生
実施=2021年2月実施予定


2021.2.26


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全体像


教材


@ ヒトは活動すると体内に「活性酸素」が生まれます。活性酸素は組織を傷つけ、老化・がん・生活習慣病などを引き起こします。活性酸素によって酸化を抑えることを、抗酸化と言います。私たちが眠っている間には、睡眠ホルモンの「メラトニン」が働いています。このメラトニンは、強い抗酸化力を持っています。その効果は、抗酸化ビタミンとされる「ビタミンC」や「ビタミンE」を上回るとも言われています。

A 実際に寝不足の状態が続くと、肌にハリがなくなり、疲れた印象を持たれるようになります。これはメラトニンの減少により、体の「抗酸化力」が弱まったためなのです。抗酸化力が弱まったことにより、体内の細胞組織が「活性酸素」からのダメージを受けやすくなってしまい、老化を進めたり病気になりやすくなったりするのです。

B 睡眠中に分泌されているもう一つの大事なホルモンが、「成長ホルモン」です。子どもの成長に必要なものですが、大人になっても分泌されており、疲労回復には欠かせないホルモンです。また、肌をキレイに保つのにも成長ホルモンが関係しています。ダメージを受けた細胞の修復・再生を促し、アンチエイジング(いつまでも若々しい心と体を維持すること)に一役買ってくれています。

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合計20分〜23分扱い

  図式化(個人学習)8分 

  ⇒4人グループ(相互プレゼン;40秒×3セット) 

  ⇒全体代表プレゼン(計4人;4分)

  =合計時間 20分+アルファ







この教材を使った学習
25分間


  8分……自学(持ち出す教材は4種類@ABC、教材の文章を図式化)
  6分……4人グループ「(1対1)×3セット」で相互プレゼン
  第1セット=@とA、BとC(プレゼン時間は40秒×2)
  第2セット=@とB、AとC(プレゼン時間は40秒×2)
  第3セット=@とC、AとB(プレゼン時間は40秒×2)
  6分……全体プレゼン(@ABC、それぞれ代表者1名ずつがプレゼン)

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10分間
聞き取り ⇒再現(プレゼン)


題材は
2年生=沖縄の歴史
3年生=飯南高校の歴史
未定


課題は未定


  メモ(図式)を取りながら聞き取り  ……2人ペア(相互に再現)
                     ……代表者による全体プレゼン(1名)
               
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課題に対する自分の考えをまとめる ⇒プレゼン

題材
2年生=修学旅行の行き先(沖縄⇒隠岐)
3年生=飯南高校特別選抜試験の是非

  意見を図式でまとめる
   (1) 4分 自分の意見を図式化する。文章で書かない。
   (2) 2分 2人ペア(交互にプレゼンし合う) 40秒×2
   (3) 5分 時間の残される限り、一人ずつ「全体プレゼン」

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これぞ
「総合的な学習の時間」で
求められている学力です。
情報を鵜呑みにするのではなく
批判的精神を持って反論する。
その向こうに
自分らしい「持論」が見えてきます。



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