大豆と小豆
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授業対象=中学生
実施=2021年2月実施予定


2021.2.26


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全体像


教材


@ 大豆(だいず)と小豆(あずき)とは、根本的に種類が違います。一般的に大豆とされるのは「黄大豆」です。大豆の栽培過程で未成熟の物を収穫したものが「枝豆」、暗所で発芽させ少しだけ成長させたものが「もやし」です。大豆は「畑の肉」と呼ばれるほどタンパク質が豊富で、イソフラボン(女性ホルモンに似た働きをし、肌の美しさや若々しさを手助けしてくれる成分)、ポリフェノール(活性酸素を分解し、老化を防止する成分)など、栄養価が豊富な食品です。大豆からは、豆腐・豆乳・醤油・味噌・納豆・きな粉など、数多くの製品が開発されています。

A 一方、小豆はアントシアニン(視力回復、老眼の予防などの効果)、カテキン(殺菌、がん予防などに効果)などが含まれています。大豆と同じく日本では古来、小豆は健康食品として大事にされてきています。小豆製品としては、あんこ・赤飯・和菓子など多くの食品で利用されています。

B 大豆と小豆とはよく似ていますが、三大栄養素で比べるとかなり違います。小豆は炭水化物が主体、大豆はタンパク質が主体です。三大栄養素で比べてみると、タンパク質は大豆が 35%、小豆が 20%。脂質は大豆が 19%、小豆が 2%。炭水化物は大豆が 28%、小豆が 58%となっています。

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合計20分〜23分扱い

  図式化(個人学習)8分 

  ⇒4人グループ(相互プレゼン;40秒×3セット) 

  ⇒全体代表プレゼン(計4人;4分)

  =合計時間 20分+アルファ







この教材を使った学習
25分間


  8分……自学(持ち出す教材は4種類@ABC、教材の文章を図式化)
  6分……4人グループ「(1対1)×3セット」で相互プレゼン
  第1セット=@とA、BとC(プレゼン時間は40秒×2)
  第2セット=@とB、AとC(プレゼン時間は40秒×2)
  第3セット=@とC、AとB(プレゼン時間は40秒×2)
  6分……全体プレゼン(@ABC、それぞれ代表者1名ずつがプレゼン)

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10分間
聞き取り ⇒再現(プレゼン)


題材は
2年生=沖縄の歴史
3年生=飯南高校の歴史
未定


課題は未定


  メモ(図式)を取りながら聞き取り  ……2人ペア(相互に再現)
                     ……代表者による全体プレゼン(1名)
               
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課題に対する自分の考えをまとめる ⇒プレゼン

題材
2年生=修学旅行の行き先(沖縄⇒隠岐)
3年生=飯南高校特別選抜試験の是非

  意見を図式でまとめる
   (1) 4分 自分の意見を図式化する。文章で書かない。
   (2) 2分 2人ペア(交互にプレゼンし合う) 40秒×2
   (3) 5分 時間の残される限り、一人ずつ「全体プレゼン」

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これぞ
「総合的な学習の時間」で
求められている学力です。
情報を鵜呑みにするのではなく
批判的精神を持って反論する。
その向こうに
自分らしい「持論」が見えてきます。



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