部活動(1)
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授業対象=中学生
実施=2022年7月実施


2022.7.2


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全体像


教材


@ 「休日の部活動は教師ではなく、地域のスポーツクラブなどが指導する。」「複数の中学校から集まって活動することを進める。」など、来年度から部活動が変わることになりました。これは、スポーツ庁の有識者会議が提言しました。来年度から3年間を「改革集中期間」として、全国で具体的な計画が進められます。合唱部や吹奏楽部など文化系についても現在、文化庁の有識者会議で議論が進んでいて、近く同様の改革を求める見通しです。

A なぜ部活動を改革するのか。大きな理由は2つあります。一つは少子化です。公立中学校の生徒数は、「第2次ベビーブーム世代」が中学生だった1986年が589万人でした。ところが去年は296万人、ほぼ半分です。今後も年々減っていく見込みです。これに対して中学校の数は30年間で1割程度しか減っておらず、1校あたりの生徒数がどんどん減って部員数が減少しているのです。

B 地域移行のもう一つの理由は、教師の長時間労働です。OECD(経済協力開発機構)の調査によると、日本の中学教師の1週間の仕事時間は56時間で、48か国の中で最も長くなっています。特に、部活動が影響しています。土日も練習や試合の引率で、休日出勤という先生は心身ともに休めません。そうした休日出勤や残業が多いことで、教師を志す若者が減ってきています。教師の労働環境の改善、働き方改革のためにも、部活動を改革する必要に迫られているわけです。

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合計20分〜23分扱い

  図式化(個人学習)8分 

  ⇒4人グループ(相互プレゼン;40秒×3セット) 

  ⇒全体代表プレゼン(計4人;4分)

  =合計時間 20分+アルファ







この教材を使った学習
25分間


  8分……自学(持ち出す教材は4種類@ABC、教材の文章を図式化)

  6分……4人グループ「(1対1)×3セット」で相互プレゼン
  第1セット=@とA、BとC(プレゼン時間は40秒×2)
  第2セット=@とB、AとC(プレゼン時間は40秒×2)
  第3セット=@とC、AとB(プレゼン時間は40秒×2)

  5分……図式を見ながら文章化

  6分……全体プレゼン(@ABC、それぞれ代表者1名ずつがプレゼン)

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以下は
授業後半


10分間
聞き取り ⇒再現(プレゼン)






10分間
情報活用能力の育成
自分の考えを持つ⇒プレゼン(披瀝)


〜今回は部活動の是非について〜



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