血液
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授業対象=中学生
実施=2022年6月実施


2022.06.22


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全体像


教材


@ 心臓から出た血液は、まず大動脈を通ります。大動脈は全身でいちばん太い血管で、大人では直径3cmにもなります。このように心臓から全身へ向かう血管を「動脈」と言います。動脈は枝分かれをくりかえしてどんどん細くなり、やがて目に見えないくらい細くなります。これが、赤血球がやっと通れるほどの細い血管、「毛細血管」です。血液は運んできたものを毛細血管でやりとりし、ふたたび心臓へ向かいます。心臓へもどる血管を「静脈」と言います。静脈は合流をくりかえし、心臓にたどりつきます。こうして、血液は全身をめぐります。

A 血液は、赤血球が肺で取りこんだ酸素を全身に運びます。酸素を運ぶ役目を担っているのは、赤血球です。心臓を出た赤血球は身をくねらせて、細い血管を通って行きます。赤血球は、通る血管が細いほど多くの酸素を受け渡します。そのために毛細血管は細く、赤血球は柔らかくできています。

B 血液を全身に送り出す強力なポンプ、休み無く働くポンプ、それが心臓です。大きさはにぎりこぶしほどで、丈夫な筋肉でできています。1分間の心拍数は、休憩しているときは60〜70、運動をすると多いときには170ぐらいまで跳ね上がります。心臓が1回の動きで送り出す血液の量は変わりませんから、心拍数を上げ体をめぐる血液の量を増やしてるのです。

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合計20分〜23分扱い

  図式化(個人学習)8分 

  ⇒4人グループ(相互プレゼン;40秒×3セット) 

  ⇒全体代表プレゼン(計4人;4分)

  =合計時間 20分+アルファ







この教材を使った学習
25分間


  8分……自学(持ち出す教材は4種類@ABC、教材の文章を図式化)

  6分……4人グループ「(1対1)×3セット」で相互プレゼン
  第1セット=@とA、BとC(プレゼン時間は40秒×2)
  第2セット=@とB、AとC(プレゼン時間は40秒×2)
  第3セット=@とC、AとB(プレゼン時間は40秒×2)

  5分……図式を見ながら文章化

  6分……全体プレゼン(@ABC、それぞれ代表者1名ずつがプレゼン)

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