出世払い
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授業対象=中学生
実施=2022年6月実施


2022.06.22


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全体像


教材


@ 岸田首相が教育未来創造会議で、「出世払い」方式の新たな奨学金制度の創設検討を閣僚らに指示しました。「出世払い」方式は、以前から自民党で検討してきている制度案です。それによると、授業料を国が大学に立て替え払いし、親の年収制限なしで利用できます。また、卒業して就職した後、年収300万円以上になってから返済を始めます。給料が低いうちは支払いが猶予され、低収入のままなら返済の必要はありません。

A 日本の現在の奨学金制度は、給付型(返さなくてよい)と貸与型(将来、返す義務がある)に分かれます。「給付型」は低所得世帯向けで、さまざまな条件が必要です。2020年度は約27万人が利用しました。給付型の対象外となった学生は、「貸与型」を利用することになります。貸与型のうち無利子が約44万人、有利子が約71万人と、給付型に比べて圧倒的に利用者が多くなっています。なお飯南町では、医師・薬剤師・看護師・歯科衛生士などを目指して進学する学生に対して、一定期間飯南町内で働くと、返さなくていいという特別な奨学金制度があります。

B 日本では、基本的に授業料を保護者が払うという意識が定着しています。その点、国が授業料を立て替える「出世払い」方式は、根本的な制度変更となります。奨学金の利用対象が広がり、利用者が支払いを始めるまで一定の期間を要するため、国は財源を準備する必要があります。

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合計20分〜23分扱い

  図式化(個人学習)8分 

  ⇒4人グループ(相互プレゼン;40秒×3セット) 

  ⇒全体代表プレゼン(計4人;4分)

  =合計時間 20分+アルファ







この教材を使った学習
25分間


  8分……自学(持ち出す教材は4種類@ABC、教材の文章を図式化)

  6分……4人グループ「(1対1)×3セット」で相互プレゼン
  第1セット=@とA、BとC(プレゼン時間は40秒×2)
  第2セット=@とB、AとC(プレゼン時間は40秒×2)
  第3セット=@とC、AとB(プレゼン時間は40秒×2)

  5分……図式を見ながら文章化

  6分……全体プレゼン(@ABC、それぞれ代表者1名ずつがプレゼン)

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