唾液
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授業対象=中学生
実施=2022年6月実施


2022.06.22


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全体像


教材


@ 唾液の分泌量は、成人は一日あたり1.0〜1.5リットル(ペットボトル2本〜3本)です。この唾液には多くのはたらきがあります。唾液に含まれている「アミラーゼ」という酵素はデンプンを分解し、消化を助けています。また、口内細菌や食べ物のカスを洗い流す役割も担っています。これを自浄作用や洗浄作用と呼び、とくに食事中の咀嚼(噛む)行為によって活発に行われます。

A 唾液には、その他にも多くの働きがあります。例えば、唾液が少なくて口内が乾燥すると細菌が繁殖し、口臭の原因となります。また、唾液が歯や口内粘膜を覆うことで、細菌による刺激や感染、歯の摩耗・脱灰(歯のエナメル質が溶ける)を防いでくれます。更に、潤いによって舌や喉の動きがなめらかになり、食事や会話がスムーズになります。また、唾液に含まれる乳酸菌は、身体に悪い影響を与える口内細菌(病原体)へ対抗するためにも欠かせません。十分な唾液の分泌により整えられた口内環境は、風邪やインフルエンザ予防のためにもきわめて重要です。

B 唾液の分泌を促すためには、よく噛む、こまめに水分補給をする、(口呼吸ではなく)鼻呼吸をする、酒やたばこなど刺激物を減らす、唾液腺マッサージをするなどが重要です。口内環境は、健康的な生活をするために欠かせません。そのためにも、唾液の分泌量を意識して生活しましょう。

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合計20分〜23分扱い

  図式化(個人学習)8分 

  ⇒4人グループ(相互プレゼン;40秒×3セット) 

  ⇒全体代表プレゼン(計4人;4分)

  =合計時間 20分+アルファ







この教材を使った学習
25分間


  8分……自学(持ち出す教材は4種類@ABC、教材の文章を図式化)

  6分……4人グループ「(1対1)×3セット」で相互プレゼン
  第1セット=@とA、BとC(プレゼン時間は40秒×2)
  第2セット=@とB、AとC(プレゼン時間は40秒×2)
  第3セット=@とC、AとB(プレゼン時間は40秒×2)

  5分……図式を見ながら文章化

  6分……全体プレゼン(@ABC、それぞれ代表者1名ずつがプレゼン)

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