沖縄復帰50年
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授業対象=中学生
実施=2022年6月実施


2022.06.22


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全体像


教材


@ アメリカは当初、琉球人は日本帝国主義に支配された異民族であると認識し、日本が江戸時代に武力で制圧した島だと考えていました。そこで終戦の年(1945年:昭和20年)から、沖縄はアメリカ合衆国の地域として扱われ、アメリカ合衆国による占領統治が続きました。その27年後、沖縄の日本復帰運動が実を結び、1972年(昭和47年)5月15日、沖縄は日本に復帰することになりました。

A 2022年5月15日、沖縄の日本復帰から50年が経過し、記念式典が開かれました。この式典でのあいさつで、岸田総理大臣・玉城沖縄県知事がともに言及したのが「基地負担の問題」です。全国のアメリカ軍基地の、実に74%が沖縄に集中しています。なぜ沖縄は、これだけ大きな負担を抱え続けているのでしょうか? 一番の理由は、アメリカが沖縄を「太平洋の要石」と位置づけ、軍事基地機能を強化しているからです。

B 沖縄の尖閣諸島では、中国海警局の船が領海侵入を繰り返しています。また、中国と台湾との間はますます緊張が高まっています。しかし、沖縄の日本復帰から50年という大きな節目を機会に、「基地負担の問題」を日本全体で真剣に考えるべきです。とりわけ、沖縄には「基地の島」としての顔があり、日本の安全保障を支えているという認識を持つことが基本的な視点です。そして、沖縄の負担をいかに分かち合っていけるのか、また、どのような支援が必要なのかを考えていく必要があります。

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合計20分〜23分扱い

  図式化(個人学習)8分 

  ⇒4人グループ(相互プレゼン;40秒×3セット) 

  ⇒全体代表プレゼン(計4人;4分)

  =合計時間 20分+アルファ







この教材を使った学習
25分間


  8分……自学(持ち出す教材は4種類@ABC、教材の文章を図式化)

  6分……4人グループ「(1対1)×3セット」で相互プレゼン
  第1セット=@とA、BとC(プレゼン時間は40秒×2)
  第2セット=@とB、AとC(プレゼン時間は40秒×2)
  第3セット=@とC、AとB(プレゼン時間は40秒×2)

  5分……図式を見ながら文章化

  6分……全体プレゼン(@ABC、それぞれ代表者1名ずつがプレゼン)

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