トマト
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授業対象=中学生
実施=2022年5月実施


2022.5.9


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全体像


教材


@ トマトは90%以上が水分ですが、私たちの体に嬉しい栄養素も多く含まれています。何といってもトマトの特長は、リコピンです。リコピンはトマトの赤色成分であるとともに、抗酸化作用があります。また、トマトには同じく抗酸化作用があるβ-カロテンも含まれています。抗酸化作用とは、体内に発生する活性酸素を除去する働きのことです。肌のシミやしわなどの予防に役立つ上に、生活習慣病・老化・がんなどを予防する効果があります。

A また、β-カロテンは体内で必要な分だけビタミンAに変換され、病気を予防する免疫機能を高めてくれます。さらにトマトはビタミンCが豊富で、大きめのトマト1個(約250g)で一日に必要なビタミンCの約1/3も摂れます。ビタミンCは、ストレスや風邪に対する抵抗力を強めるだけでなく、鉄やカルシウムの吸収を良くする働きもあります。

B このリコピンは熱に強いため、加工しても栄養価を損なうことがありません。トマトに含まれるリコピンの栄養を効果的に摂りたい場合は、焼く・煮るの調理法が有効です。トマトを加熱すると、トマトの細胞壁が柔らかくなり壊れます。これによって、リコピンは体内で吸収されやすくなるからです。とりわけ油と一緒に調理すれば、更に体に吸収されやすくなります。だたし、ビタミンCは熱に弱いので、ビタミンCを摂るためは生のまま食べた方が効果的です。

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合計20分〜23分扱い

  図式化(個人学習)8分 

  ⇒4人グループ(相互プレゼン;40秒×3セット) 

  ⇒全体代表プレゼン(計4人;4分)

  =合計時間 20分+アルファ







この教材を使った学習
25分間


  8分……自学(持ち出す教材は4種類@ABC、教材の文章を図式化)

  6分……4人グループ「(1対1)×3セット」で相互プレゼン
  第1セット=@とA、BとC(プレゼン時間は40秒×2)
  第2セット=@とB、AとC(プレゼン時間は40秒×2)
  第3セット=@とC、AとB(プレゼン時間は40秒×2)

  5分……図式を見ながら文章化

  6分……全体プレゼン(@ABC、それぞれ代表者1名ずつがプレゼン)

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以下は
授業後半


10分間
聞き取り ⇒再現(プレゼン)



課題は・・・・・


  メモ(図式)を取りながら聞き取り  ……2人ペア(相互に再現)
                     ……代表者による全体プレゼン(1名)
               
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与えられた課題に対する
自分の考えをまとめ


条件=図式を書きながら考えを練る

  意見を図式でまとめる
   (1) 4分 自分の意見を図式化する。文章で書かない。
   (2) 2分 2人ペア(交互にプレゼンし合う) 40秒×2
   (3) 5分 時間の残される限り、一人ずつ「全体プレゼン」

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これぞ
「総合的な学習の時間」で
求められている学力です。

情報を鵜呑みにするのではなく
根拠を背景に
自分の考えを練る。

その自分の考えを
みんなにプレゼンする。



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