人工知能の活用
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授業対象=中学生
実施=2022年1月実施予定


2022.1.6


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全体像


教材


@ 東京都内で国内最大級のAI(人工知能)の展示会がありました。この展示会は300社が参加し、AIの最先端の利用法が紹介されました。例えば、完成した自動車の部品をチェックし、ミリ単位の傷を発見して不良品を探し出す機械が展示してありました。また、トマトの収穫時期をAIが判断してくれるシステムも紹介されていました。AIが、熟練した技術者や生産者の目となって判断できるというわけです。

A 料理の判別にAIを活用する紹介もありました。AIに「照り焼きチキン定食」の写真を読み取らせると、チキン・漬け物・ご飯・オニオンスープなど正確に分類できます。料理の栄養価も瞬時に表示できます。これらのことは、AIに大量の画像を記憶させ学習させることによって実現します。将来は栄養士が、糖尿病患者などに献立のアドバイスをする際に活用できるとしています。しかし、AIが正確に料理を識別するためには、一品あたり1,000枚は写真を使って学習させる必要があります。AI開発を進める企業にとって、この作業の効率化が大きな課題になっています。

B 山田誠二教授(AIの専門家)は、「人間に替わって判断をするには、95%程度の正解率がないと安心して仕事を任せられません。優秀なAIを作るには泥臭くデータを収集することに尽きます。」と話しています。

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合計20分〜23分扱い

  図式化(個人学習)8分 

  ⇒4人グループ(相互プレゼン;40秒×3セット) 

  ⇒全体代表プレゼン(計4人;4分)

  =合計時間 20分+アルファ







この教材を使った学習
25分間


  8分……自学(持ち出す教材は4種類@ABC、教材の文章を図式化)

  6分……4人グループ「(1対1)×3セット」で相互プレゼン
  第1セット=@とA、BとC(プレゼン時間は40秒×2)
  第2セット=@とB、AとC(プレゼン時間は40秒×2)
  第3セット=@とC、AとB(プレゼン時間は40秒×2)

  5分……図式を見ながら文章化

  6分……全体プレゼン(@ABC、それぞれ代表者1名ずつがプレゼン)

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10分間
聞き取り ⇒再現(プレゼン)



課題は・・・・・


  メモ(図式)を取りながら聞き取り  ……2人ペア(相互に再現)
                     ……代表者による全体プレゼン(1名)
               
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課題に対する自分の考えをまとめる ⇒プレゼン
10分間
聞き取り ⇒再現(プレゼン)



  意見を図式でまとめる
   (1) 4分 自分の意見を図式化する。文章で書かない。
   (2) 2分 2人ペア(交互にプレゼンし合う) 40秒×2
   (3) 5分 時間の残される限り、一人ずつ「全体プレゼン」

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これぞ
「総合的な学習の時間」で
求められている学力です。
情報を鵜呑みにするのではなく
批判的精神を持って反論する。
その向こうに
自分らしい「持論」が見えてきます。



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