昆虫食!
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授業対象=中学生
実施=2022年1月実施予定


2022.1.6


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全体像


教材


@ 昆虫食しか売っていない自動販売機が全国的にじわじわ増えています。東京でも渋谷区の住宅街で「昆虫食はじめました」というのぼり旗と自販機が設置されました。政府の調査によると、日本では1960年ごろまでは55種類の昆虫が食べられていましたが、1985年には6種類までその数を減らしたとのこと。ところが近年、少しずつ食用の昆虫の種類が増えているのです。

A 昆虫食について「食料危機を救う」「未来のスーパーフード」「高たんぱく」などの謳い文句でメディアで目にすることも増えました。コインロッカーを設置する事業を手掛けるティ・アイ・エス(東京都台東区)は、全国6カ所で昆虫食自販機を展開しています。東京周辺6か所に設置し、ひと月の平均売り上げは20万〜40万円とのこと。

B 現在自販機で売っている昆虫は25種類で、売れ筋商品を残して月1回程度、商品の入れ替えをしています。甘い商品が売れる、大きい昆虫が売れるなど、地域特性を踏まえて入れ替えているそうです。今いちばん売れている商品は、5種類の昆虫が入った「Mixed Bugs」(1500円)で、複数種類の昆虫を一気に楽しめるのが人気の理由とのこと。現時点で昆虫食を購入する人は、興味本位が多いそうです。実際に自販機の前で実物を目にすると、「うっ」とためらってしまう人もいるとのこと。そこで、購買意欲をかきたてるために同社は、「お楽しみCAN」(1000円)も販売しているそうです。

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合計20分〜23分扱い

  図式化(個人学習)8分 

  ⇒4人グループ(相互プレゼン;40秒×3セット) 

  ⇒全体代表プレゼン(計4人;4分)

  =合計時間 20分+アルファ







この教材を使った学習
25分間


  8分……自学(持ち出す教材は4種類@ABC、教材の文章を図式化)

  6分……4人グループ「(1対1)×3セット」で相互プレゼン
  第1セット=@とA、BとC(プレゼン時間は40秒×2)
  第2セット=@とB、AとC(プレゼン時間は40秒×2)
  第3セット=@とC、AとB(プレゼン時間は40秒×2)

  5分……図式を見ながら文章化

  6分……全体プレゼン(@ABC、それぞれ代表者1名ずつがプレゼン)

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10分間
聞き取り ⇒再現(プレゼン)



課題は・・・・・


  メモ(図式)を取りながら聞き取り  ……2人ペア(相互に再現)
                     ……代表者による全体プレゼン(1名)
               
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課題に対する自分の考えをまとめる ⇒プレゼン
10分間
聞き取り ⇒再現(プレゼン)



  意見を図式でまとめる
   (1) 4分 自分の意見を図式化する。文章で書かない。
   (2) 2分 2人ペア(交互にプレゼンし合う) 40秒×2
   (3) 5分 時間の残される限り、一人ずつ「全体プレゼン」

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これぞ
「総合的な学習の時間」で
求められている学力です。
情報を鵜呑みにするのではなく
批判的精神を持って反論する。
その向こうに
自分らしい「持論」が見えてきます。



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