アバターで宇宙旅行
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授業対象=中学校


2021.12.9


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全体像


教材


@ 宇宙に私たちが手ごろな料金で行くには時間がかかりそうだし、まして月に自分が降り立つなんて、いつになるか想像できません。しかし、月面に置いた遠隔ロボット「アバター(自分の分身)」に地上から「瞬間移動」し、月の砂をすくってその感触を感じたり、月面を歩いたり、月から「地球の出」を目にしたりすることが、実現できるかもしれません。

A アバターは、これまでのAI(人工知能)ロボットやVR(限りなく実体験に近い体験が得られる仮想体験)などと何が違うのか? それは、「(アバターを操作する)自分自身が判断し、動いたり触ったり出来る点です。アバターは地球に居ながらにして月面での作業もできます。ロボティクス(ロボットの設計・製作および運転に関する研究を行う、ロボット工学)、ハプティクス(触覚)など最先端テクノロジーを駆使し、遠隔ロボット「アバター」に接続することによって、アバターのいる現場にあたかも自分が存在するかのように見て、聞いて、触ることができます。「自分の意識・感覚を(遠隔地に)瞬間移動させる」ことが出来るのです。

B 一方、アバターは大きさを自由自在に変えられるのも特長です。人間はミジンコを触ることはできませんが、小さいアバターなら触ることが可能になります。また大きな建物を作る時には大きなアバターが活躍します。スケール(大きさ)を変えることで肉体的な限界を超えることが出来るのです。

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合計20分〜23分扱い

  図式化(個人学習)8分 

  ⇒4人グループ(相互プレゼン;40秒×3セット) 

  ⇒全体代表プレゼン(計4人;4分)

  =合計時間 20分+アルファ







この教材を使った学習
25分間


  8分……自学(持ち出す教材は4種類@ABC、教材の文章を図式化)
  6分……4人グループ「(1対1)×3セット」で相互プレゼン
  第1セット=@とA、BとC(プレゼン時間は40秒×2)
  第2セット=@とB、AとC(プレゼン時間は40秒×2)
  第3セット=@とC、AとB(プレゼン時間は40秒×2)
  6分……全体プレゼン(@ABC、それぞれ代表者1名ずつがプレゼン)

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後半
10分間
聞き取り ⇒再現(プレゼン)




課題は未定


  メモ(図式)を取りながら聞き取り  ……2人ペア(相互に再現)
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課題に対する自分の考えをまとめる ⇒プレゼン

題材

  意見を図式でまとめる
   (1) 4分 自分の意見を図式化する。文章で書かない。
   (2) 2分 2人ペア(交互にプレゼンし合う) 40秒×2
   (3) 5分 時間の残される限り、一人ずつ「全体プレゼン」

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これぞ
「総合的な学習の時間」で
求められている学力です。
情報を鵜呑みにするのではなく
批判的精神を持って反論する。
その向こうに
自分らしい「持論」が見えてきます。



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