プラスチックゴミ
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授業対象=中学校


2021.12.9


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全体像


教材


@ プラスチックは、石油を原料として作られる物質です。プラスチックの特徴は、可塑性(熱などに反応し自由に形を変えられる)であること、軽量性(軽い)であること、自然分解されないことの三つです。こうした特性から、家庭用品・電化製品・医療用品など、さまざまな製品に使用されるようになり、今では私たちの生活に欠かせない物となっています。

A しかし、その一方で自然環境への悪影響が社会問題になりました。プラスチックは細かくはなるものの分解されず、長く自然界に残り続けます。海を汚す「環境問題(プラゴミ問題)」が起こったり、人への健康に影響を与える「環境ホルモン問題」が起こたりしました。

B また、プラスチックは燃やすとダイオキシンなどの有害物質(体に良くないもの)を発生します。そこで、不燃ゴミ(燃えないゴミ)として埋め立てに使っていました。ところが、埋立地が足らいという問題が起こりました。しかし幸いなことに、ゴミを燃やす「焼却炉」がどんどん性能がよくなり、プラスチックを燃やしても有害物質がほとんど出なくなりました。逆に、この熱を使って発電をしたり、温水プールに利用したりするなど、社会生活に役立てられる事例が増えてきています。

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合計20分〜23分扱い

  図式化(個人学習)8分 

  ⇒4人グループ(相互プレゼン;40秒×3セット) 

  ⇒全体代表プレゼン(計4人;4分)

  =合計時間 20分+アルファ







この教材を使った学習
25分間


  8分……自学(持ち出す教材は4種類@ABC、教材の文章を図式化)
  6分……4人グループ「(1対1)×3セット」で相互プレゼン
  第1セット=@とA、BとC(プレゼン時間は40秒×2)
  第2セット=@とB、AとC(プレゼン時間は40秒×2)
  第3セット=@とC、AとB(プレゼン時間は40秒×2)
  6分……全体プレゼン(@ABC、それぞれ代表者1名ずつがプレゼン)

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後半
10分間
聞き取り ⇒再現(プレゼン)




課題は未定


  メモ(図式)を取りながら聞き取り  ……2人ペア(相互に再現)
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課題に対する自分の考えをまとめる ⇒プレゼン

題材

  意見を図式でまとめる
   (1) 4分 自分の意見を図式化する。文章で書かない。
   (2) 2分 2人ペア(交互にプレゼンし合う) 40秒×2
   (3) 5分 時間の残される限り、一人ずつ「全体プレゼン」

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これぞ
「総合的な学習の時間」で
求められている学力です。
情報を鵜呑みにするのではなく
批判的精神を持って反論する。
その向こうに
自分らしい「持論」が見えてきます。



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