手話を文字に変換
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授業対象=中学校


2021.12.9


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全体像


教材


@ 聴覚が不自由な人とのやり取りをサポートしようと、千葉県習志野市では、人工知能(AI)を活用したシステムが試験的に導入されました。市役所の窓口に設置してあるカメラが手話の動きを撮影すると、AIが翻訳し日本語(文字)に変換します。これを読んだ職員は、パソコンに向かってトイレの場所を声で答えます。すると、質問した女性側の画面には、音声が文字に変換されて表示されます。

A これは画像認識の技術で、AIは指や腕など数10か所の骨格の動きを分析し、手話を日本語の文字に変換するというシステムで、ソフトバンクが電気通信大学と共同開発しました。システムを導入した担当者は「筆談でもコミュニケーションはできますが、AIがリアルタイムで(同時に)翻訳してくれた方が、自然な会話(やり取り)が出来ます。」と評価しています。

B 現在、手話の単語1,500語を変換できますが、手話は方言や地域固有の表現があります。本格的な運用には、合わせて1万以上の単語データが必要だということです。このためソフトバンクは、習志野市を含む全国11か所でこのシステムを試験的に提供していて、窓口に訪れた人に利用してもらい、手話データなどをさらに収集したうえで、システムの精度をあげたいとしています。また、将来はスマートフォンで誰でも簡単に使えるサービスを目指しているとのことです。

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合計20分〜23分扱い

  図式化(個人学習)8分 

  ⇒4人グループ(相互プレゼン;40秒×3セット) 

  ⇒全体代表プレゼン(計4人;4分)

  =合計時間 20分+アルファ







この教材を使った学習
25分間


  8分……自学(持ち出す教材は4種類@ABC、教材の文章を図式化)
  6分……4人グループ「(1対1)×3セット」で相互プレゼン
  第1セット=@とA、BとC(プレゼン時間は40秒×2)
  第2セット=@とB、AとC(プレゼン時間は40秒×2)
  第3セット=@とC、AとB(プレゼン時間は40秒×2)
  6分……全体プレゼン(@ABC、それぞれ代表者1名ずつがプレゼン)

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後半
10分間
聞き取り ⇒再現(プレゼン)




課題は未定


  メモ(図式)を取りながら聞き取り  ……2人ペア(相互に再現)
                     ……代表者による全体プレゼン(1名)
               
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課題に対する自分の考えをまとめる ⇒プレゼン

題材

  意見を図式でまとめる
   (1) 4分 自分の意見を図式化する。文章で書かない。
   (2) 2分 2人ペア(交互にプレゼンし合う) 40秒×2
   (3) 5分 時間の残される限り、一人ずつ「全体プレゼン」

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これぞ
「総合的な学習の時間」で
求められている学力です。
情報を鵜呑みにするのではなく
批判的精神を持って反論する。
その向こうに
自分らしい「持論」が見えてきます。



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