スマート農業
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授業対象=中学生
実施=2021年9月実施予定


2021.10.19


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全体像


教材


@ スマート農業とは、ロボット技術やICT(情報通信技術)、AI(人工知能)、IoT(モノのインターネット)等の技術を活用した、新しい農業のことを言います。日本の農業は、農業従事者の高齢化・後継者不足、耕作放棄地の増加や食料自給率の低下など、さまざまな問題を抱えています。ところが、スマート農業は日本農業が抱える課題を一気に解決する可能性があります。 ※ 食糧自給率=消費している食料のうち、国内で生産されている割合。

A スマート農業の例として、「人工知能によるロボット化」が挙げられます。自動走行トラクター・田植機・稲刈り機などは、正確にテキパキと作業を行うことができます。広い面積での作業が短時間で可能となります。収穫用ロボットは、センサー(測定器)によってトマトなど作物の状態を確認して、収穫にいちばん適したトマトを判別。アームを使って能率よく収穫できます。

B 農業用ドローンは、農薬散布をはじめ、さまざまな場面で活用されています。無人ヘリコプターと比べて、農業用ドローンは農薬散布の低コスト化(安上がり)が可能になりました。農業は自然や天候に左右されますが、どのような条件の時にどうすべきなのか、人工知能に蓄積されたデータをもとに、適切な対応ができるようになります。

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合計20分〜23分扱い

  図式化(個人学習)8分 

  ⇒4人グループ(相互プレゼン;40秒×3セット) 

  ⇒全体代表プレゼン(計4人;4分)

  =合計時間 20分+アルファ







この教材を使った学習
25分間


  8分……自学(持ち出す教材は4種類@ABC、教材の文章を図式化)

  6分……4人グループ「(1対1)×3セット」で相互プレゼン
  第1セット=@とA、BとC(プレゼン時間は40秒×2)
  第2セット=@とB、AとC(プレゼン時間は40秒×2)
  第3セット=@とC、AとB(プレゼン時間は40秒×2)

  5分……図式を見ながら文章化

  6分……全体プレゼン(@ABC、それぞれ代表者1名ずつがプレゼン)

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10分間
聞き取り ⇒再現(プレゼン)



課題は・・・・・


  メモ(図式)を取りながら聞き取り  ……2人ペア(相互に再現)
                     ……代表者による全体プレゼン(1名)
               
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課題に対する自分の考えをまとめる ⇒プレゼン
10分間
聞き取り ⇒再現(プレゼン)



  意見を図式でまとめる
   (1) 4分 自分の意見を図式化する。文章で書かない。
   (2) 2分 2人ペア(交互にプレゼンし合う) 40秒×2
   (3) 5分 時間の残される限り、一人ずつ「全体プレゼン」

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これぞ
「総合的な学習の時間」で
求められている学力です。
情報を鵜呑みにするのではなく
批判的精神を持って反論する。
その向こうに
自分らしい「持論」が見えてきます。



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