子どもの視力
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授業対象=中学生
実施=2021年9月実施予定


2021.10.19


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全体像


教材


@ 文部科学省の2019年度の調査によると、裸眼視力(メガネをかけないで測った視力)が「1.0未満」の小学生は35%、中学生は57%と、過去最悪の結果となっています。子どもの視力低下は、気付かないうちにどんどん進行します。原因は、子どもの優れた目の調節力にあります。子どもは視力が悪くなっていくと、それを見えやすく直す力が備わっているのです。しかし、その状態が続くと目に大きな負担がかかって、さらなる視力低下を招きます。

A 視力低下の原因は遺伝もありますが、生活環境も大きな原因の一つです。例えば、眠る時の部屋の明るさです。「寝室を真っ暗にして眠る人と、昼間と同等の明るさで眠る人とでは、前者の方が近視が少ない」という実験結果が報告されています。また、スマホの利用です。小さな画面の中で、細かな動きを目で追うため、疲労度が高まります。ときどき目を休めたり、スマホを使う時間を制限したりするなど、家庭内でルールを決める必要があります。

B この他、日常のなかでもできる視力維持の対策がいくつかあります。ひとつは、週7時間以上は日光を浴びることです。太陽の光が子どもの近視化を防いでくれます。その他、正しい姿勢で距離を適切に保って見る、目を使い過ぎたときは温かいタオルを目に当てるなど目を休める、遠くと近くを交互に見る目の体操をするなど、心がけていきましょう。

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合計20分〜23分扱い

  図式化(個人学習)8分 

  ⇒4人グループ(相互プレゼン;40秒×3セット) 

  ⇒全体代表プレゼン(計4人;4分)

  =合計時間 20分+アルファ







この教材を使った学習
25分間


  8分……自学(持ち出す教材は4種類@ABC、教材の文章を図式化)

  6分……4人グループ「(1対1)×3セット」で相互プレゼン
  第1セット=@とA、BとC(プレゼン時間は40秒×2)
  第2セット=@とB、AとC(プレゼン時間は40秒×2)
  第3セット=@とC、AとB(プレゼン時間は40秒×2)

  5分……図式を見ながら文章化

  6分……全体プレゼン(@ABC、それぞれ代表者1名ずつがプレゼン)

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10分間
聞き取り ⇒再現(プレゼン)



課題は・・・・・


  メモ(図式)を取りながら聞き取り  ……2人ペア(相互に再現)
                     ……代表者による全体プレゼン(1名)
               
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課題に対する自分の考えをまとめる ⇒プレゼン
10分間
聞き取り ⇒再現(プレゼン)



  意見を図式でまとめる
   (1) 4分 自分の意見を図式化する。文章で書かない。
   (2) 2分 2人ペア(交互にプレゼンし合う) 40秒×2
   (3) 5分 時間の残される限り、一人ずつ「全体プレゼン」

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これぞ
「総合的な学習の時間」で
求められている学力です。
情報を鵜呑みにするのではなく
批判的精神を持って反論する。
その向こうに
自分らしい「持論」が見えてきます。



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