人工知能作曲家
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授業対象=中学生
実施=2021年9月実施予定


2021.10.19


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全体像


教材


@ 最近、職業作曲家の中で「自分たちの仕事はいずれ人工知能(AI)に乗っ取られるだろう」などと、冗談交じりに話す人が出てきています。実際、音楽の分野ではAIを使った「自動作曲」という研究が急速に進んでいます。自動作曲とは文字通り人間以外(AIなど)が作曲をすることを指します。

@ YAMAHAは、昔から自動作曲の研究を重ねてきています。2014年には歌詞入力するだけで「自動作曲」するサービス「ボカロネット」を発表しています。また、「Chordana Composer(コーダナ・コンポーザー)」という自動作曲アプリや、鼻歌やマイク入力の音声データをもとに自動作曲をするアプリも開発しています。
※ アプリ=ワープロ・表計算・ゲームなど、パソコンに読み込ませると特定の作業を実行できるプログラム。

B 音楽的知識がある人から見れば、「コード(和音)進行がおかしい」「この音階ならそのメロディは自然だ」など、定まった定石があります。人が楽しいとか悲しいとか感じるメロディー(カノン進行・泣き進行・セツナ進行など)も数多く考案されています。そこには途方もないビッグデータ(ものすごい量の作曲資料)があるのです。そうした蓄積されたデータの分析は、AIの得意とする分野なのです。要求された条件に沿って、AIが新作メロディーを提案することは、すでに実現しているのです。

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合計20分〜23分扱い

  図式化(個人学習)8分 

  ⇒4人グループ(相互プレゼン;40秒×3セット) 

  ⇒全体代表プレゼン(計4人;4分)

  =合計時間 20分+アルファ







この教材を使った学習
25分間


  8分……自学(持ち出す教材は4種類@ABC、教材の文章を図式化)

  6分……4人グループ「(1対1)×3セット」で相互プレゼン
  第1セット=@とA、BとC(プレゼン時間は40秒×2)
  第2セット=@とB、AとC(プレゼン時間は40秒×2)
  第3セット=@とC、AとB(プレゼン時間は40秒×2)

  5分……図式を見ながら文章化

  6分……全体プレゼン(@ABC、それぞれ代表者1名ずつがプレゼン)

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10分間
聞き取り ⇒再現(プレゼン)



課題は・・・・・


  メモ(図式)を取りながら聞き取り  ……2人ペア(相互に再現)
                     ……代表者による全体プレゼン(1名)
               
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課題に対する自分の考えをまとめる ⇒プレゼン
10分間
聞き取り ⇒再現(プレゼン)



  意見を図式でまとめる
   (1) 4分 自分の意見を図式化する。文章で書かない。
   (2) 2分 2人ペア(交互にプレゼンし合う) 40秒×2
   (3) 5分 時間の残される限り、一人ずつ「全体プレゼン」

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これぞ
「総合的な学習の時間」で
求められている学力です。
情報を鵜呑みにするのではなく
批判的精神を持って反論する。
その向こうに
自分らしい「持論」が見えてきます。



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