オンライン診療
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授業対象=中学生
実施=2020年11月実施予定


2020.11.13


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全体像


教材


@ 「オンライン診療(遠隔診療)」とは、情報通信機器を用いた診療のうち、医師が患者と離れた場所からリアルタイムで診療を行うものです。患者は医療機関に行くことなく自分のスマートフォン・タブレット・パソコンなどを用いて診察を受けることができます。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、仙台市は市内の病院と協力して「オンライン診療」の実証実験を行いました。

A この実証実験は、安藤健二郎医師(あんどうクリニック)で行われました。生活習慣病を抱える患者の定期健診ではビデオ通話を利用し、ノートパソコン越しに患者役の男性に対する診療が行われました。マイク付きの聴診器も使われました。患者は医療機関(病院・診療所など)を訪問することなく受診できるため、院内感染(病院内で病気に感染する)などを防ぐことが出来ます。交通手段を持たない高齢者や、医療機関まで遠い島や山間部に暮らす人にとって、ありがたい診療方法です。

B 2020年8月現在、仙台市内の医療機関 212カ所で、オンライン診療が導入され、本格実施に向けて研究が続いています。しかし、その一方でオンライン診療のみでは正確な診断が難しいなど、課題も浮き彫りになってきています。安藤医師は「正確な診断をする上で、オンラインのみの診療では難しい。患者側もオンライン診療に対する信頼は十分でない。」と指摘しています。

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合計20分〜23分扱い

  図式化(個人学習)8分 

  ⇒4人グループ(相互プレゼン;40秒×3セット) 

  ⇒全体代表プレゼン(計4人;4分)

  =合計時間 20分+アルファ







この教材を使った学習
25分間


  8分……自学(持ち出す教材は4種類@ABC、教材の文章を図式化)
  6分……4人グループ「(1対1)×3セット」で相互プレゼン
  第1セット=@とA、BとC(プレゼン時間は40秒×2)
  第2セット=@とB、AとC(プレゼン時間は40秒×2)
  第3セット=@とC、AとB(プレゼン時間は40秒×2)
  6分……全体プレゼン(@ABC、それぞれ代表者1名ずつがプレゼン)

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10分間
聞き取り ⇒再現(プレゼン)


題材は
未定


課題は未定


  メモ(図式)を取りながら聞き取り  ……2人ペア(相互に再現)
                     ……代表者による全体プレゼン(1名)
               
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  意見を図式でまとめる
   (1) 4分 自分の意見を図式化する。文章で書かない。
   (2) 2分 2人ペア(交互にプレゼンし合う) 40秒×2
   (3) 5分 時間の残される限り、一人ずつ「全体プレゼン」

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これぞ
「総合的な学習の時間」で
求められている学力です。
情報を鵜呑みにするのではなく
批判的精神を持って反論する。
その向こうに
自分らしい「持論」が見えてきます。



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