センチュウ
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授業対象=中学生
実施=2020年11月実施予定


2020.11.13


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全体像


教材


@ 癌は1981年以降、日本人の死因第1位。生涯に2人に1人が癌に罹り、3人に1人が癌で命を落としています。ところが、癌の発見には高価な検査をいくつも受診する必要があります。癌に気が付いたら、(命が助かりにくい)末期癌というケースも少なくありません。

A 2013年、大発見がありました。体長1ミリほどの生き物「線虫」を使った癌の発見です。線虫は土の中や水の中に棲んでいる小さな生き物で、簡単に増やすことが出来ます。顕微鏡でしか見えない小さい線虫に人間の尿の臭いを嗅がせ、その反応から癌であるかどうかを調べます。たった1滴垂らした尿の匂いに線虫が寄って来れば「がんの疑いあり」、嫌って遠ざかって行けば「がんの心配なし」となります。

B この方法では、早期発見が難しいすい臓がんを含め、早い段階で全ての癌を発見出来ます。その正解率が95.8%という驚くべき高感度である上、診断結果が出るまでわずか1時間半という速さなのです。今のところどんな部位のがんかは診断できていませんが、線虫は「がんの有無」を発見してくれるので、「がん有り」となった人だけが(胃がんか・肺ガンかなど)「部位別検診」を受ければいいわけです。

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合計20分〜23分扱い

  図式化(個人学習)8分 

  ⇒4人グループ(相互プレゼン;40秒×3セット) 

  ⇒全体代表プレゼン(計4人;4分)

  =合計時間 20分+アルファ







この教材を使った学習
25分間


  8分……自学(持ち出す教材は4種類@ABC、教材の文章を図式化)
  6分……4人グループ「(1対1)×3セット」で相互プレゼン
  第1セット=@とA、BとC(プレゼン時間は40秒×2)
  第2セット=@とB、AとC(プレゼン時間は40秒×2)
  第3セット=@とC、AとB(プレゼン時間は40秒×2)
  6分……全体プレゼン(@ABC、それぞれ代表者1名ずつがプレゼン)

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10分間
聞き取り ⇒再現(プレゼン)


題材は
未定


課題は未定


  メモ(図式)を取りながら聞き取り  ……2人ペア(相互に再現)
                     ……代表者による全体プレゼン(1名)
               
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  意見を図式でまとめる
   (1) 4分 自分の意見を図式化する。文章で書かない。
   (2) 2分 2人ペア(交互にプレゼンし合う) 40秒×2
   (3) 5分 時間の残される限り、一人ずつ「全体プレゼン」

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これぞ
「総合的な学習の時間」で
求められている学力です。
情報を鵜呑みにするのではなく
批判的精神を持って反論する。
その向こうに
自分らしい「持論」が見えてきます。



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