老化
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授業対象=中学生
実施=2020年11月実施予定


2020.11.13


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全体像


教材


@ スタンフォード大学(アメリカ)の研究チームが「ヒトの血漿タンパク質」を分析したところ、老化は一定のペースで継続的に進行するのではないことがわかりました。ヒトの健康状態をタンパク質によって診断できることは広く知られていますが、この度の研究発表によると「血中のタンパク質レベルによって、ヒトの年齢を正確に予測できる」とのことです。

A 研究チームは、18歳から95歳までの血液サンプルを用いて、2,925の血漿タンパク質を分析。2019年12月、その結果をまとめた研究論文を発表しました。それによると、「タンパク質レベルの大幅な変化は、身体の変化(老化)を意味する。」、「老化は一定のペースで継続的に進行するのではなく、34歳の青年期、60歳の壮年期、78歳の老年期という3つのポイントで急激に進む。」としています。

B 被験者 2,925人の血漿タンパク質のレベルを測定した結果、このうち1,379人のタンパク質レベルが、被験者の年齢によって明らかに異なっていることを突き止めたとのこと。多くのタンパク質は一定期間、同じレベルを保ち、特定のポイントで突然上下に変動しているというのです。血中のタンパク質を「老化度」測定として活用し、老化を遅らせる薬剤や治療法を開発するなど、様々な分野での応用が期待されています。

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合計20分〜23分扱い

  図式化(個人学習)8分 

  ⇒4人グループ(相互プレゼン;40秒×3セット) 

  ⇒全体代表プレゼン(計4人;4分)

  =合計時間 20分+アルファ







この教材を使った学習
25分間


  8分……自学(持ち出す教材は4種類@ABC、教材の文章を図式化)
  6分……4人グループ「(1対1)×3セット」で相互プレゼン
  第1セット=@とA、BとC(プレゼン時間は40秒×2)
  第2セット=@とB、AとC(プレゼン時間は40秒×2)
  第3セット=@とC、AとB(プレゼン時間は40秒×2)
  6分……全体プレゼン(@ABC、それぞれ代表者1名ずつがプレゼン)

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10分間
聞き取り ⇒再現(プレゼン)


題材は
未定


課題は未定


  メモ(図式)を取りながら聞き取り  ……2人ペア(相互に再現)
                     ……代表者による全体プレゼン(1名)
               
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  意見を図式でまとめる
   (1) 4分 自分の意見を図式化する。文章で書かない。
   (2) 2分 2人ペア(交互にプレゼンし合う) 40秒×2
   (3) 5分 時間の残される限り、一人ずつ「全体プレゼン」

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これぞ
「総合的な学習の時間」で
求められている学力です。
情報を鵜呑みにするのではなく
批判的精神を持って反論する。
その向こうに
自分らしい「持論」が見えてきます。



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