フードドライブ
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授業対象=中学生
実施=2020年11月実施予定


2020.11.13


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全体像


教材


@ 生活が苦しい世帯や子ども食堂に届けるため、家庭で余った食品を持ち寄る「フードドライブ」という取り組みが、「食品ロス」の削減(減らす)にもつながるとして注目されています。東京都中瀬中学校の生徒は、地域交流イベントで近所の住民から食品を集めています。責任者の杉江 晃さん(3年)は「集まるか不安だったが、活動を知って家に戻って持ってきてくれる人もいた。食品ロスへの生徒の関心も広がった。」と意義を語っています。

A 農林水産省によると、国内の食品ロスは一年間 643万トンにも上ります。これは、国連世界食糧計画(WFP)による世界全体の食料援助量の2倍近くにあたります。国民1人あたり、茶わん1杯分のご飯を毎日捨てている計算で、約半分が家庭からでした。こうした余っている食品を持ち寄るのが「フードドライブ」です。フード(食べ物)とドライブ(活動)を足した言葉で、1960年代にアメリカで始まりました。

B 子ども食堂などに集めた食品を提供している、NPO法人「フードバンク狛江」(東京都)の田中妙幸さん(理事長)は、必要な世帯などに食品が十分に行き届いていないと感じる。「家庭に手つかずで眠る食品はまだあります。食品ロスを減らすためにも、気軽な気持ちでお裾分けしてほしい。」と呼びかけています。

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合計20分〜23分扱い

  図式化(個人学習)8分 

  ⇒4人グループ(相互プレゼン;40秒×3セット) 

  ⇒全体代表プレゼン(計4人;4分)

  =合計時間 20分+アルファ







この教材を使った学習
25分間


  8分……自学(持ち出す教材は4種類@ABC、教材の文章を図式化)
  6分……4人グループ「(1対1)×3セット」で相互プレゼン
  第1セット=@とA、BとC(プレゼン時間は40秒×2)
  第2セット=@とB、AとC(プレゼン時間は40秒×2)
  第3セット=@とC、AとB(プレゼン時間は40秒×2)
  6分……全体プレゼン(@ABC、それぞれ代表者1名ずつがプレゼン)

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10分間
聞き取り ⇒再現(プレゼン)


題材は
未定


課題は未定


  メモ(図式)を取りながら聞き取り  ……2人ペア(相互に再現)
                     ……代表者による全体プレゼン(1名)
               
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  意見を図式でまとめる
   (1) 4分 自分の意見を図式化する。文章で書かない。
   (2) 2分 2人ペア(交互にプレゼンし合う) 40秒×2
   (3) 5分 時間の残される限り、一人ずつ「全体プレゼン」

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これぞ
「総合的な学習の時間」で
求められている学力です。
情報を鵜呑みにするのではなく
批判的精神を持って反論する。
その向こうに
自分らしい「持論」が見えてきます。



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