食品ロス
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授業対象=中学生
実施=2020年11月実施予定


2020.11.13


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全体像


教材


@ 日本の食品廃棄量は年間2,759万トン、そのうち食べられるのに捨てられる食品「食品ロス」の量は年間643万トン(廃棄食品の23%)。日本の人口一人当たりの食品ロス量は、年間約51キログラムと推計されています。一方、食料自給率(日本人が食べる食料を日本で生産できている率)は38%で、食料の60%以上を海外からの輸入に頼っています。(引用:政府広報より)

A 大量の食品ロスが発生することにより、様々な影響や問題があります。食品ロスを含めた多くのごみを廃棄するため、ごみ処理に多額のコスト(費用)がかかっています。また可燃ごみとして燃やすことで、CO2(二酸化炭素)排出や焼却後の灰の埋め立て等による環境汚染が問題になっています。 また、多くの食品ロスを発生させている一方で、7人に1人の子どもが貧困で食事に困っている状況にあります。

B 回転すし業界スシローでは、人工知能(AI)を活用した「回転すし総合管理システム」を導入しています。寿司皿に「ICチップ(集積回路 (IC) を組み込んだカード)」を取りつけ、「どの寿司」が「いつ」「どれくらい」食べられたか、といったデータを自動で収集しています。さらに「気象データ」を組み合わせることによって、客の「食べる」データを分析し、ネタの仕入れを総合的に調整しています。このことによって、以前と比べて食品廃棄量を大幅に減らしています。

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合計20分〜23分扱い

  図式化(個人学習)8分 

  ⇒4人グループ(相互プレゼン;40秒×3セット) 

  ⇒全体代表プレゼン(計4人;4分)

  =合計時間 20分+アルファ







この教材を使った学習
25分間


  8分……自学(持ち出す教材は4種類@ABC、教材の文章を図式化)
  6分……4人グループ「(1対1)×3セット」で相互プレゼン
  第1セット=@とA、BとC(プレゼン時間は40秒×2)
  第2セット=@とB、AとC(プレゼン時間は40秒×2)
  第3セット=@とC、AとB(プレゼン時間は40秒×2)
  6分……全体プレゼン(@ABC、それぞれ代表者1名ずつがプレゼン)

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10分間
聞き取り ⇒再現(プレゼン)


題材は
未定


課題は未定


  メモ(図式)を取りながら聞き取り  ……2人ペア(相互に再現)
                     ……代表者による全体プレゼン(1名)
               
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  意見を図式でまとめる
   (1) 4分 自分の意見を図式化する。文章で書かない。
   (2) 2分 2人ペア(交互にプレゼンし合う) 40秒×2
   (3) 5分 時間の残される限り、一人ずつ「全体プレゼン」

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これぞ
「総合的な学習の時間」で
求められている学力です。
情報を鵜呑みにするのではなく
批判的精神を持って反論する。
その向こうに
自分らしい「持論」が見えてきます。



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