水不足
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授業対象=中学生
実施=2020年11月実施予定


2020.11.13


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全体像


教材


@ 地球規模の課題として深刻なのが「水不足問題」です。現在、世界(約77億人)のうち 約7億人が水不足の状況で生活しています。日本では蛇口をひねると、「飲める水」として水が出るのが普通です。しかし、世界を見ると安全な飲み水が飲めない人は22億人。そのうち1億4,000万人は、未処理の雨水などを利用しているのです。国連水資源報告書によると、世界では不衛生な水しか飲むことが出来ないことが原因で、毎日約4,900人の子どもが亡くなっているのです。

A 地球で飲み水として利用できる水は、全体の0.01%でしかありません。98%が海水で、淡水は2%。淡水の大部分は南極や北極の氷山なので、利用できる量は想像よりはるかに少ない0.01%のです。2050年まで今のまま人口増加が進むと、世界人口は約97億万人に達します。食糧を増産するため、水の消費も増加します。2025年の予測水使用量は30年前の1995年の1.4倍、生活用水については1.8倍になると予想されています

B 日本はまとまった降雨量があるので、水は輸入する必要はありません。ところすが、日本は多くの食料を海外からの輸入に頼っています。輸入する食料(日本が輸入している大豆や小麦は100億トン)を生産するために、外国の生産地では多量の水資源を消費しており、日本は間接的に多量の水資源を輸入しているのです。

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合計20分〜23分扱い

  図式化(個人学習)8分 

  ⇒4人グループ(相互プレゼン;40秒×3セット) 

  ⇒全体代表プレゼン(計4人;4分)

  =合計時間 20分+アルファ







この教材を使った学習
25分間


  8分……自学(持ち出す教材は4種類@ABC、教材の文章を図式化)
  6分……4人グループ「(1対1)×3セット」で相互プレゼン
  第1セット=@とA、BとC(プレゼン時間は40秒×2)
  第2セット=@とB、AとC(プレゼン時間は40秒×2)
  第3セット=@とC、AとB(プレゼン時間は40秒×2)
  6分……全体プレゼン(@ABC、それぞれ代表者1名ずつがプレゼン)

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10分間
聞き取り ⇒再現(プレゼン)


題材は
未定


課題は未定


  メモ(図式)を取りながら聞き取り  ……2人ペア(相互に再現)
                     ……代表者による全体プレゼン(1名)
               
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  意見を図式でまとめる
   (1) 4分 自分の意見を図式化する。文章で書かない。
   (2) 2分 2人ペア(交互にプレゼンし合う) 40秒×2
   (3) 5分 時間の残される限り、一人ずつ「全体プレゼン」

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これぞ
「総合的な学習の時間」で
求められている学力です。
情報を鵜呑みにするのではなく
批判的精神を持って反論する。
その向こうに
自分らしい「持論」が見えてきます。



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