デスクワーク
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授業対象=中学生
実施=2020年11月実施予定


2020.11.13


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全体像


教材


@ デスクワーク(座って仕事)の男性は、それ以外の仕事の男性よりも、腎臓病のサインとされる「たんぱく尿」を発症するリスクが1.4倍高いという研究結果を、大阪大の研究チームが発表しました。たんぱく尿は、体に必要なたんぱくが尿に漏れ出る状態です。腎機能の低下などが起こると、血液中のたんぱくが腎臓を通過して尿に出ます。

@ チームは2006年から6年間、定期健康診断を受けた大阪大学の職員 男女計約1万人(20歳〜64歳)のデータを追跡調査しました。その結果、初回健診時に「主な働き方が座った姿勢」と答えた男性3,449人のうち14%が、「たんぱく尿」を発症していました。一方、「立ち仕事など」と答えた男性1,538人では9%でした。一方、女性では働き方とたんぱく尿との関連は認められませんでした。

B 男性でリスクが高い原因や、女性に関連が認められない理由はわかっていません。しかし、チームの山本准教授(腎臓内科)は「長時間のデスクワークを避けることが腎臓病の予防にもつながる」と話しています。名古屋大学の安田准教授(腎臓内科)は、「デスクワークと腎臓病については大規模な調査がほとんどなく、意義のある研究だ。多くの人が腎臓病の危険に関心を持ち、体を動かすきっかけになればいい。」と語っています。

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合計20分〜23分扱い

  図式化(個人学習)8分 

  ⇒4人グループ(相互プレゼン;40秒×3セット) 

  ⇒全体代表プレゼン(計4人;4分)

  =合計時間 20分+アルファ







この教材を使った学習
25分間


  8分……自学(持ち出す教材は4種類@ABC、教材の文章を図式化)
  6分……4人グループ「(1対1)×3セット」で相互プレゼン
  第1セット=@とA、BとC(プレゼン時間は40秒×2)
  第2セット=@とB、AとC(プレゼン時間は40秒×2)
  第3セット=@とC、AとB(プレゼン時間は40秒×2)
  6分……全体プレゼン(@ABC、それぞれ代表者1名ずつがプレゼン)

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10分間
聞き取り ⇒再現(プレゼン)


題材は
未定


課題は未定


  メモ(図式)を取りながら聞き取り  ……2人ペア(相互に再現)
                     ……代表者による全体プレゼン(1名)
               
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  意見を図式でまとめる
   (1) 4分 自分の意見を図式化する。文章で書かない。
   (2) 2分 2人ペア(交互にプレゼンし合う) 40秒×2
   (3) 5分 時間の残される限り、一人ずつ「全体プレゼン」

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これぞ
「総合的な学習の時間」で
求められている学力です。
情報を鵜呑みにするのではなく
批判的精神を持って反論する。
その向こうに
自分らしい「持論」が見えてきます。



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