池江璃花子
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授業対象=中学生
実施=2020年11月実施予定


2020.11.13


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全体像


教材


@ 2020年8月29日、池江璃花子選手は、自身が日本記録24秒21を持つ「女子50メートル自由形」に登場し、同組1着(26秒32)でフィニッシュしました。白血病から再起を目指す池江選手にとって594日ぶりの復帰レースでした。

A 池江選手は日本水泳界の大エースとして、東京オリンピックでは複数メダルを期待されていました。ところが昨年2月に白血病が見つかり、10カ月の闘病生活を送りました。「毎日、何度も吐いた。」という闘病に耐え、池江選手は昨年12月に退院しました。そのときのインタビューに答えて「2024年パリ五輪でのメダル獲得」を掲げました。自宅療養を続けている池江選手は、今年3月からプールでの練習を再開しました。「メダル獲得」という夢に向かっての再スタートです。

B 東京五輪の水泳会場「東京アクアティクスセンター」の完成披露式典が10月24日に行われました。白血病から復帰を遂げた池江選手も、「泳ぎ初め」を行いました。ただ、東京ACの「こけら落とし」(初の大会)となる12月の日本選手権は、池江選手は欠場を決めています。急回復をみせるように見える20歳ですが、まだレースに復帰したばかりです。体調が最優先であることは変わりなく、今後の可能性を期待するのは早すぎます。「白血病の人たちに、ここまで強くなれると励みにしてほしい」と言う20歳の第一歩は、どこかで誰かの光になっているはずです。

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合計20分〜23分扱い

  図式化(個人学習)8分 

  ⇒4人グループ(相互プレゼン;40秒×3セット) 

  ⇒全体代表プレゼン(計4人;4分)

  =合計時間 20分+アルファ







この教材を使った学習
25分間


  8分……自学(持ち出す教材は4種類@ABC、教材の文章を図式化)
  6分……4人グループ「(1対1)×3セット」で相互プレゼン
  第1セット=@とA、BとC(プレゼン時間は40秒×2)
  第2セット=@とB、AとC(プレゼン時間は40秒×2)
  第3セット=@とC、AとB(プレゼン時間は40秒×2)
  6分……全体プレゼン(@ABC、それぞれ代表者1名ずつがプレゼン)

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10分間
聞き取り ⇒再現(プレゼン)


題材は
未定


課題は未定


  メモ(図式)を取りながら聞き取り  ……2人ペア(相互に再現)
                     ……代表者による全体プレゼン(1名)
               
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  意見を図式でまとめる
   (1) 4分 自分の意見を図式化する。文章で書かない。
   (2) 2分 2人ペア(交互にプレゼンし合う) 40秒×2
   (3) 5分 時間の残される限り、一人ずつ「全体プレゼン」

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これぞ
「総合的な学習の時間」で
求められている学力です。
情報を鵜呑みにするのではなく
批判的精神を持って反論する。
その向こうに
自分らしい「持論」が見えてきます。



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