厚底シューズ
.

授業対象=中学生
実施=2020年2月実施予定


2020.2.12


要約学習の部屋に戻る
中学校教材の部屋へ戻る


全体像


教材


@ 2019年10月26日の「第96回箱根駅伝予選会」では、ナイキの厚底シューズ「ヴェイパーフライ」を着用している選手が目立ちました。個人100位以内に入った選手のシューズのうち、合計71人にも達しました。また、今年の箱根駅伝では、230人中95人(41%)もの選手がを履いていることが分かりました。各区間の上位3位までの選手に限って見てみると、30人中18人(60%)がナイキを着用していました。さらに、区間賞(各区間1位)だけを拾い出してみると、10区間中7選手が「ヴェイパーフライ」を履いていたのです。

A 「ヴェイパーフライ」とは、アメリカスポーツ用品会社「ナイキ 」が販売している厚底シューズの最新モデルです。このシューズは、反発力のある特殊素材を使っているため「厚底」になっています。それなのに重さ片足184gと軽く、推進力が得られる上、脚へのダメージが少ないという画期的なモデルなのです。

B 相次ぐ好タイムで、靴の影響の大きさについて議論が起こりました。その結果、世界陸連は今年1月31日「底の厚さは4センチ以下、靴底のプレート(板状のもの)は一枚以下とする」という新ルールを発表しました。これにより「ヴェイパーフライシューズ」は東京オリンピックで許可されることになりました。

.



合計20分〜23分扱い

  図式化(個人学習)8分 

  ⇒4人グループ(相互プレゼン;40秒×3セット) 

  ⇒全体代表プレゼン(計4人;4分)

  =合計時間 20分+アルファ







この教材を使った学習
25分間


  8分……自学(持ち出す教材は4種類@ABC、教材の文章を図式化)
  6分……4人グループ「(1対1)×3セット」で相互プレゼン
  第1セット=@とA、BとC(プレゼン時間は40秒×2)
  第2セット=@とB、AとC(プレゼン時間は40秒×2)
  第3セット=@とC、AとB(プレゼン時間は40秒×2)
  6分……全体プレゼン(@ABC、それぞれ代表者1名ずつがプレゼン)

 .


10分間
聞き取り ⇒再現(プレゼン)


題材は
「新型コロナウイルス」


新型コロナウイルスについて考えよう!


  メモ(図式)を取りながら聞き取り  ……2人ペア(相互に再現)
                     ……代表者による全体プレゼン(1名)
               
 .


  意見を図式でまとめる
   (1) 4分 自分の意見を図式化する。文章で書かない。
   (2) 2分 2人ペア(交互にプレゼンし合う) 40秒×2
   (3) 5分 時間の残される限り、一人ずつ「全体プレゼン」

 .



これぞ
「総合的な学習の時間」で
求められている学力です。
情報を鵜呑みにするのではなく
批判的精神を持って反論する。
その向こうに
自分らしい「持論」が見えてきます。



.