ネズミ退治
.

授業対象=中学生
実施=2020年2月実施予定


2020.2.12


要約学習の部屋に戻る
中学校教材の部屋へ戻る


全体像


教材


@ ガラパゴス諸島の小さな島(ノルテ島)で、外来種(もともとその地域に棲んでいなかった生物)である「ネズミ」がやってきて、ノルテ島にもともと棲んでいた生き物を殺しまくるという事態が発生しました。ネズミは鳥の卵やひなだけでなく、イグアナのような爬虫類の卵も食べてしまいます。とりわけこの島は、アカメカモメ(地球上で唯一の夜行性のカモメ)の生息地(生活している場所)です。ネズミの存在しない環境で進化していたアカメカモメは、ネズミから身を守る方法がわかりません。片っ端から殺されて、どんどん数を減らしていきました。

A ネズミ退治のために環境保護活動家が選んだ秘密兵器は、自律飛行する(人間が操縦しなくても、人工知能が正しい判断しながら飛ぶ)ドローンです。あらかじめ決められたルートに沿って自律飛行し、空から正確に殺鼠剤(ネズミを殺す薬)を撒いていきます。しかもドローンは6個のローター(回転翼)が付いており、殺鼠剤を重さ20kgも運ぶことができます。

B この作戦によって、ネズミは一匹残らず退治しました。ただ、これからも近隣の島からネズミが泳いできて居座ることがないよう、常に監視する必要があります。また、この島には船が発着しています。船に乗り込んで侵入することが無いよう、厳重な管理が必要です。

.



合計20分〜23分扱い

  図式化(個人学習)8分 

  ⇒4人グループ(相互プレゼン;40秒×3セット) 

  ⇒全体代表プレゼン(計4人;4分)

  =合計時間 20分+アルファ







この教材を使った学習
25分間


  8分……自学(持ち出す教材は4種類@ABC、教材の文章を図式化)
  6分……4人グループ「(1対1)×3セット」で相互プレゼン
  第1セット=@とA、BとC(プレゼン時間は40秒×2)
  第2セット=@とB、AとC(プレゼン時間は40秒×2)
  第3セット=@とC、AとB(プレゼン時間は40秒×2)
  6分……全体プレゼン(@ABC、それぞれ代表者1名ずつがプレゼン)

 .


10分間
聞き取り ⇒再現(プレゼン)


題材は
「新型コロナウイルス」


新型コロナウイルスについて考えよう!


  メモ(図式)を取りながら聞き取り  ……2人ペア(相互に再現)
                     ……代表者による全体プレゼン(1名)
               
 .


  意見を図式でまとめる
   (1) 4分 自分の意見を図式化する。文章で書かない。
   (2) 2分 2人ペア(交互にプレゼンし合う) 40秒×2
   (3) 5分 時間の残される限り、一人ずつ「全体プレゼン」

 .



これぞ
「総合的な学習の時間」で
求められている学力です。
情報を鵜呑みにするのではなく
批判的精神を持って反論する。
その向こうに
自分らしい「持論」が見えてきます。



.