無人戦闘機
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授業対象=中学生
実施=2020年2月実施予定


2020.1.15


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全体像


教材


@ 2019年9月14日、イエメンの反政府武装組織「フーシ派」が、サウジアラビアの石油施設を攻撃しました。サウジアラビア当局は、今回の攻撃は7基の「長距離巡航ミサイル」(最大射程は2,000キロメートル)と、18機の「無人航空機」(自爆型)によるものだと発表しました。二つのミサイルは直線的に飛翔するのではなく、自由自在に飛行経路を設定することが可能です。どこから発射されたのかを特定することは困難とされています。

A 今回の攻撃に関して、アメリカ軍関係者などが強く心配しているのは、「サウジアラビアが配備しているアメリカ製防空システム(極めて高度な防空レーダーネットワーク)が全く役に立たなかった」という事実です。世界最高峰といわれていた防空システムは、7基の長距離巡航ミサイルと18機の自爆型UAVを探知することすらできず、石油施設を破壊されてしまったのです。

B 今回の石油施設攻撃は比較的小規模でしたが、長距離巡航ミサイルと自爆型無人航空機を組み合わせた航空攻撃が効果があることが証明されました。したがって今後、人が乗り込んだ飛行機で攻撃するのではなく、無人機による爆撃攻撃が増える可能性があります。さらに今後は、人を危険にさらすことなく攻撃できる、無人潜水艦・無人輸送艦・無人戦車など、空・海・陸すべての領域で無人機の開発競争が激しくなることが考えられます。

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合計20分〜23分扱い

  図式化(個人学習)8分 

  ⇒4人グループ(相互プレゼン;40秒×3セット) 

  ⇒全体代表プレゼン(計4人;4分)

  =合計時間 20分+アルファ







この教材を使った学習
25分間


  8分……自学(持ち出す教材は4種類@ABC、教材の文章を図式化)
  6分……4人グループ「(1対1)×3セット」で相互プレゼン
  第1セット=@とA、BとC(プレゼン時間は40秒×2)
  第2セット=@とB、AとC(プレゼン時間は40秒×2)
  第3セット=@とC、AとB(プレゼン時間は40秒×2)
  6分……全体プレゼン(@ABC、それぞれ代表者1名ずつがプレゼン)

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10分間
聞き取り ⇒再現(プレゼン)


題材は考慮中
案 「山間地域の農業問題(米作りの将来が危ない)」

聞き取りの内容は
山間地域の農業に関する現状と問題点
内容は検討中(後日、HPに掲載)


  メモ(図式)を取りながら聞き取り  ……2人ペア(相互に再現)
                     ……代表者による全体プレゼン(1名)
               
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  意見を図式でまとめる
   (1) 4分 自分の意見を図式化する。文章で書かない。
   (2) 2分 2人ペア(交互にプレゼンし合う) 40秒×2
   (3) 5分 時間の残される限り、一人ずつ「全体プレゼン」

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これぞ
「総合的な学習の時間」で
求められている学力です。
情報を鵜呑みにするのではなく
批判的精神を持って反論する。
その向こうに
自分らしい「持論」が見えてきます。



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