口呼吸
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授業対象=中学生
実施=2020年2月実施予定


2020.1.9


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全体像


教材


@ 哺乳類のなかで唯一、口呼吸しているのは人間だけです。でも本来、口は呼吸器ではありません。人間は「会話」を手に入れるために、口からの呼吸もできるようになりました。しかし、口から空気を吸い込む行為は、健康にとってよくありません。

A 唾液は殺菌作用があり、細菌の繁殖をは抑えています。ところが、口呼吸によって唾液量が減ると細菌の量が増えて口臭が強くなります。虫歯が増えたり歯茎が腫れて歯周病になったりします。口呼吸は上唇周辺の筋肉が使われないため筋肉がたるみ、上唇がめくれてぼけっとした顔になります。一方、鼻呼吸の方は空気は鼻の粘膜を通って水分を吸収し、湿度が高い状態で気管や肺に入っていきます。口呼吸の方は乾燥した空気が直接気管に送られるために、喉や肺を痛め風邪をひきやすくなります。この他にも、睡眠時無呼吸症候群になりやすかったり、アレルギーを起こしやすくなったりします。     
B 改善方法として、口に医療用テープ(市販されている)を貼って寝る方法があります。また、食事の時に一口毎に30回以上噛んで飲み込むと、口呼吸が改善されます。最近は「あいうべ体操」も広がりつつあります。口呼吸の自覚がある人は、鼻呼吸に変える努力をする必要があります。

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※ 睡眠時無呼吸症候群 =睡眠時にときどき呼吸しない病気。


合計20分〜23分扱い

  図式化(個人学習)8分 

  ⇒4人グループ(相互プレゼン;40秒×3セット) 

  ⇒全体代表プレゼン(計4人;4分)

  =合計時間 20分+アルファ







この教材を使った学習
25分間


  8分……自学(持ち出す教材は4種類@ABC、教材の文章を図式化)
  6分……4人グループ「(1対1)×3セット」で相互プレゼン
  第1セット=@とA、BとC(プレゼン時間は40秒×2)
  第2セット=@とB、AとC(プレゼン時間は40秒×2)
  第3セット=@とC、AとB(プレゼン時間は40秒×2)
  6分……全体プレゼン(@ABC、それぞれ代表者1名ずつがプレゼン)

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10分間
聞き取り ⇒再現(プレゼン)


題材は考慮中
案 「少子化問題(少子化は悪いことか?)」

聞き取りの内容は
少子化に関する現状と問題点
内容は検討中(後日、HPに掲載)


  メモ(図式)を取りながら聞き取り  ……2人ペア(相互に再現)
                     ……代表者による全体プレゼン(1名)
               
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  意見を図式でまとめる
   (1) 4分 自分の意見を図式化する。文章で書かない。
   (2) 2分 2人ペア(交互にプレゼンし合う) 40秒×2
   (3) 5分 時間の残される限り、一人ずつ「全体プレゼン」

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これぞ
「総合的な学習の時間」で
求められている学力です。
情報を鵜呑みにするのではなく
批判的精神を持って反論する。
その向こうに
自分らしい「持論」が見えてきます。



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