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授業対象=中学生
実施=2020年2月実施予定


2020.1.9


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全体像


教材


@ 1990年頃を境にして、家庭の軒先で赤ちゃんの「おむつ」が干される風景が消えました。良質な紙おむつが開発され、それまで使われていた「布おむつ」が不要になったからです。紙おむつは「表面材」「吸水材」「防水シート」の大きく三つの層で構成されています。肌にいちばん近い層の「表面材」は直接肌に触れて尿をキャッチする部分であり、「不織布」という素材が使われています。不織布は肌が当たる部分をサラサラな状態に保ちつつ、尿を隣の吸水材に送る働きをしています。

A 真ん中の層には「吸水材」があります。表面材から受け取った尿を吸い取り、固形化します。吸水材は自分の体積の50倍以上もの尿を瞬時に吸収して固めることができます。しっかり固めるため尿もれを起こさず、尿を逆戻りさせることがありません。

B いちばん外側の「防水シート」は、尿やニオイを外にもらさないための最後の砦です。しかし、通気性(空気の入れ換え)がないと肌がかぶれてしまいます。そこで、全面通気性シートが用いられています。肉眼では見えない穴が無数に空いた特殊素材です。尿や臭いはもらさず水蒸気だけを外に逃がし、おむつ内の湿度を下げる仕組みになっています。こうして、ムレによる肌のトラブルを防いでいるのです。

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合計20分〜23分扱い

  図式化(個人学習)8分 

  ⇒4人グループ(相互プレゼン;40秒×3セット) 

  ⇒全体代表プレゼン(計4人;4分)

  =合計時間 20分+アルファ







この教材を使った学習
25分間


  8分……自学(持ち出す教材は4種類@ABC、教材の文章を図式化)
  6分……4人グループ「(1対1)×3セット」で相互プレゼン
  第1セット=@とA、BとC(プレゼン時間は40秒×2)
  第2セット=@とB、AとC(プレゼン時間は40秒×2)
  第3セット=@とC、AとB(プレゼン時間は40秒×2)
  6分……全体プレゼン(@ABC、それぞれ代表者1名ずつがプレゼン)

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10分間
聞き取り ⇒再現(プレゼン)


題材は考慮中
案 「少子化問題(少子化は悪いことか?)」

聞き取りの内容は
少子化に関する現状と問題点
内容は検討中(後日、HPに掲載)


  メモ(図式)を取りながら聞き取り  ……2人ペア(相互に再現)
                     ……代表者による全体プレゼン(1名)
               
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  意見を図式でまとめる
   (1) 4分 自分の意見を図式化する。文章で書かない。
   (2) 2分 2人ペア(交互にプレゼンし合う) 40秒×2
   (3) 5分 時間の残される限り、一人ずつ「全体プレゼン」

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これぞ
「総合的な学習の時間」で
求められている学力です。
情報を鵜呑みにするのではなく
批判的精神を持って反論する。
その向こうに
自分らしい「持論」が見えてきます。



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