南海トラフ大地震
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授業対象=中学生
実施=2020年2月実施予定


2020.1.9


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全体像


教材


@ 2019年の師走は、関東とその周辺で地震の観測が相次ぎ、「ひょっとすると大地震の前触れではないか」と心配する声が専門家からあがっています。地震は地中にあるプレート(板状の岩盤)のズレで発生します。最近、茨城県の南部で発生した地震は、千葉県からフィリピンまで続く『フィリピン海プレート』が、東京湾の入り口にある『相模トラフ』の下に沈み込んで起きたものと考えられます。

A 2019年は紀伊半島と四国の間にある紀伊水道や、四国と九州の間にある豊後水道などでも震源の深さが40km程度の、「南海トラフ地震と同じ深さを震源とする地震」が目立ち始めています。震源が10km程度であれば「内陸直下型地震」であり、狭い範囲の被害ですが、40kmを超えると非常に広範囲に津波による被害を発生させる可能性が高くなります。

B 他にも、南海トラフ地震の予兆とされる出来事があります。島村英紀さん(地球物理学者)が指摘するのは、駿河湾(静岡県)の記録的な「桜えびの不漁」です。桜えびは駿河湾でしか捕れません。最近、駿河湾に生息する桜えびの不漁が続くのは、フィリピン海プレートの活性化で「駿河トラフ付近に何らかの“異常”が発生したから」と考えられるとのことです。

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合計20分〜23分扱い

  図式化(個人学習)8分 

  ⇒4人グループ(相互プレゼン;40秒×3セット) 

  ⇒全体代表プレゼン(計4人;4分)

  =合計時間 20分+アルファ







この教材を使った学習
25分間


  8分……自学(持ち出す教材は4種類@ABC、教材の文章を図式化)
  6分……4人グループ「(1対1)×3セット」で相互プレゼン
  第1セット=@とA、BとC(プレゼン時間は40秒×2)
  第2セット=@とB、AとC(プレゼン時間は40秒×2)
  第3セット=@とC、AとB(プレゼン時間は40秒×2)
  6分……全体プレゼン(@ABC、それぞれ代表者1名ずつがプレゼン)

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10分間
聞き取り ⇒再現(プレゼン)


題材は考慮中
案 「少子化問題(少子化は悪いことか?)」

聞き取りの内容は
少子化に関する現状と問題点
内容は検討中(後日、HPに掲載)


  メモ(図式)を取りながら聞き取り  ……2人ペア(相互に再現)
                     ……代表者による全体プレゼン(1名)
               
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  意見を図式でまとめる
   (1) 4分 自分の意見を図式化する。文章で書かない。
   (2) 2分 2人ペア(交互にプレゼンし合う) 40秒×2
   (3) 5分 時間の残される限り、一人ずつ「全体プレゼン」

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これぞ
「総合的な学習の時間」で
求められている学力です。
情報を鵜呑みにするのではなく
批判的精神を持って反論する。
その向こうに
自分らしい「持論」が見えてきます。



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