キャッシュレス決済
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授業対象=中学生
実施=2020年1月


2020.1.5


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全体像


教材


@ クレジットカード・電子マネー・QRコードなどを使って支払う「キャッシュレス決済」は、次第に広がりつつあります。島根県では山陰合同銀行が玉造温泉をモデル地区として、温泉旅館や飲食店でのキャッシュレス決済の導入を促しています。同銀行は「財布を持たず、気軽に町歩きを楽しんでもらえたら嬉しい。」と話しています。

A ただ、日本は盗難が少ない、現金を落としても戻ってくることが多い、紙幣の偽造防止技術が高く偽札が作りにくい、店頭で現金払いをする際に手間がかからない、ATM(現金自動支払機)が多く「現金の入手が簡単」などが理由で、海外と比べてキャッシュレス決済が遅れているのが現状です。2019年「キャッシュレス指数」調査によると、参加した28カ国中で27位。もっともキャッシュレス決済が進んだ国を100とすると、韓国は96、中国60、アメリカ46、日本20となっています。

B キャッシュレス化は支払いに使うのが紙幣や硬貨ではなく、スマートフォンやカードになることから、持ち歩くモノが減ります。近くにATMがなく現金が引き出せなくても買い物ができ、財布を忘れてもスマホで支払いができます。クレジットカードならカードの紛失・盗難の際、サービスを止めて悪用を防ぐことができます。また決済データが残るため、自分がいつ何を購入したかがすぐ分かります。家計簿をつけている人は手間が減ります。

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合計20分〜23分扱い

  図式化(個人学習)8分 

  ⇒4人グループ(相互プレゼン;40秒×3セット) 

  ⇒全体代表プレゼン(計4人;4分)

  =合計時間 20分+アルファ







この教材を使った学習
25分間


  8分……自学(持ち出す教材は4種類@ABC、教材の文章を図式化)
  6分……4人グループ「(1対1)×3セット」で相互プレゼン
  第1セット=@とA、BとC(プレゼン時間は40秒×2)
  第2セット=@とB、AとC(プレゼン時間は40秒×2)
  第3セット=@とC、AとB(プレゼン時間は40秒×2)
  6分……全体プレゼン(@ABC、それぞれ代表者1名ずつがプレゼン)

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10分間
聞き取り ⇒再現(プレゼン)


題材は考慮中
案 「農業の現状と打開策」


  メモ(図式)を取りながら聞き取り  ……2人ペア(相互に再現)
                     ……代表者による全体プレゼン(1名)
               
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  意見を図式でまとめる
   (1) 4分 自分の意見を図式化する。文章で書かない。
   (2) 2分 2人ペア(交互にプレゼンし合う) 40秒×2
   (3) 5分 時間の残される限り、一人ずつ「全体プレゼン」

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これぞ
「総合的な学習の時間」で
求められている学力です。
情報を鵜呑みにするのではなく
批判的精神を持って反論する。
その向こうに
自分らしい「持論」が見えてきます。



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