@ 2019年4月2日、ファミリーマートとパナソニックは、次世代型コンビニエンスストアの実験店を横浜市に開業。顔認証で精算できる「無人決済サービス」や、店員の「腕の電子端末に欠品(品切れの商品)を通知するシステム」など多彩な技術を導入しました。入店には顔情報で認証を行ない、自動ドアをオープンします。入店するとロボット「PaPeRo i」が利用者の顔を認識し、その人に応じたお勧め商品を音声で提案します。年齢や性別をもとに商品を勧めることも出来ます。例えば20代女性にはカフェオレを、40代男性にはおにぎりを提案していました。
A 顔認証によって、手ぶらでの決済(支払い)も可能です。顔認証は初回利用時に撮影して、顔の情報を登録。マスクをつけたままでも認識できるます。今回は実証実験のため、NECの社員のみが対象です。社員証での決済、給料天引き、キャッシュレスでの決済が可能です。社内店舗のため、店舗における特別な「セキュリティ設備」などはありませんが、映像解析によって侵入検知を行ない、管理者以外立ち入り禁止区域などを案内します。
B また、冷蔵庫等の設備情報を24時間自動収集し、「設備の稼働管理」や「AI(人工知能)を活用した発注提案」などのシステムもあります。このシステムによって常駐の人員は1名、機器の使い方の案内や清掃などを行っています。