ロボットは
東大に合格するか?

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授業対象=中学生
実施=2020年1月


2020.1.5


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全体像


教材


@ 2019年11月19日、「ロボットは東大に入れるか」プロジェクト(通称・東ロボくん)チームが注目すべき結果を発表しました。人工知能(AI)が2019年1月に実施された大学入試センター試験の英語(筆記)に挑戦したところ、200点満点で185点を獲得したというのです。チームは「記述式の2次試験の合格はまだ難しいが、センター試験に限れば東大に合格出来る成績を上げることが出来た。」と話しています。

A 2016年に大手予備校が実施した「センター模擬試験」の成績は英語が95点(200点満点)でしたから、今回は大幅な成績アップを果たしたことになります。成績が伸びた秘訣は、AIの進化「ディープラーニング(深層学習)」があります。しかも全問を解く時間も大幅に短縮し、たった数秒しかかかりませんでした。人間の能力をはるかに超えたと言えます。

B ちなみに、AIは過去のセンター試験にも挑戦して、2017年が169点、2018年が167点だったことも公表されました。前回模試を受けた「2016年当時のAI」を使って問題を解かせた結果は、2017年が102点、2018年が95点、2019年が83点で、AI自体が大幅に進歩したことになります。

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合計20分〜23分扱い

  図式化(個人学習)8分 

  ⇒4人グループ(相互プレゼン;40秒×3セット) 

  ⇒全体代表プレゼン(計4人;4分)

  =合計時間 20分+アルファ







この教材を使った学習
25分間


  8分……自学(持ち出す教材は4種類@ABC、教材の文章を図式化)
  6分……4人グループ「(1対1)×3セット」で相互プレゼン
  第1セット=@とA、BとC(プレゼン時間は40秒×2)
  第2セット=@とB、AとC(プレゼン時間は40秒×2)
  第3セット=@とC、AとB(プレゼン時間は40秒×2)
  6分……全体プレゼン(@ABC、それぞれ代表者1名ずつがプレゼン)

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10分間
聞き取り ⇒再現(プレゼン)


題材は考慮中
案 「農業の現状と打開策」


  メモ(図式)を取りながら聞き取り  ……2人ペア(相互に再現)
                     ……代表者による全体プレゼン(1名)
               
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  意見を図式でまとめる
   (1) 4分 自分の意見を図式化する。文章で書かない。
   (2) 2分 2人ペア(交互にプレゼンし合う) 40秒×2
   (3) 5分 時間の残される限り、一人ずつ「全体プレゼン」

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これぞ
「総合的な学習の時間」で
求められている学力です。
情報を鵜呑みにするのではなく
批判的精神を持って反論する。
その向こうに
自分らしい「持論」が見えてきます。



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