乗り放題タクシー
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授業対象=中学生
実施=2020年1月


2020.1.5


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全体像


教材


@ 人工知能(AI)を活用した配車・予約システムによって、「定額制でタクシーが乗り放題」になる実証実験が2019年11月12日、島根県大田市温泉津町井田地区で始まりました。実証実験では、タクシー利用は会員制・予約制で、月額3,300円に設定。地区内はどこでも乗り降り自由、地区外は商店・医療・金融・行政機関がある温泉津町中心部と、駅・バス停など9カ所を指定乗降場所としています。

A AIを活用することによって、「無駄のない運行経路」や「予約時間の設定」が可能となります。また、予約数などに応じてタクシーの大きさ(ジャンボタクシーか普通車タクシーか)を使い分けることが出来ます。

B 井田地区は人口約540人、高齢化率(65歳以上の率)55%。自動車の「免許返納者」がどんどん増え、通院・買い物など日常生活に不便を感じる高齢者が社会問題になってきています。こういう高齢化、過疎地域における移動手段の解決策の一つとして、大田市は実証実験の成功に力を入れています。現在は会員登録が14人ですが、大田市は利便性を伝えて人数を増やしていく計画です。

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※ 定額制 =南海利用しても料金は同じ


合計20分〜23分扱い

  図式化(個人学習)8分 

  ⇒4人グループ(相互プレゼン;40秒×3セット) 

  ⇒全体代表プレゼン(計4人;4分)

  =合計時間 20分+アルファ







この教材を使った学習
25分間


  8分……自学(持ち出す教材は4種類@ABC、教材の文章を図式化)
  6分……4人グループ「(1対1)×3セット」で相互プレゼン
  第1セット=@とA、BとC(プレゼン時間は40秒×2)
  第2セット=@とB、AとC(プレゼン時間は40秒×2)
  第3セット=@とC、AとB(プレゼン時間は40秒×2)
  6分……全体プレゼン(@ABC、それぞれ代表者1名ずつがプレゼン)

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10分間
聞き取り ⇒再現(プレゼン)


題材は考慮中
案 「農業の現状と打開策」


  メモ(図式)を取りながら聞き取り  ……2人ペア(相互に再現)
                     ……代表者による全体プレゼン(1名)
               
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  意見を図式でまとめる
   (1) 4分 自分の意見を図式化する。文章で書かない。
   (2) 2分 2人ペア(交互にプレゼンし合う) 40秒×2
   (3) 5分 時間の残される限り、一人ずつ「全体プレゼン」

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これぞ
「総合的な学習の時間」で
求められている学力です。
情報を鵜呑みにするのではなく
批判的精神を持って反論する。
その向こうに
自分らしい「持論」が見えてきます。



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