遠隔勤務
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授業対象=中学生
実施=2020年1月


2020.1.5


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全体像


教材


@ 松江市は「移住者の誘致」や「IT企業の地方誘致」を促進するため、「働きやすさ」という新たな魅力を発信し「選ばれるまち松江」となることを目指しています。その一環として、「大都市で働く人が松江市で遠隔勤務したとき、ストレスを減らせるかどうか?」を検証し(確かめ)ました。行ったのは去年(2019年)8月から11月、東京のIT企業6社の社員計40人がそれぞれ一週間程度、参加しました。

A 社員は松江市内の「共用(シェア)オフィス」で、東京で行っている通常通りの仕事を行いました。パソコン・インターネット・テレビ電話などを活用し、東京で勤務していると同じような感覚で仕事をしていました。勤務が終わると出雲大社や美保神社などを観光したり、宍道湖畔をジョギングをしたり、山に登ったり、近くの温泉で疲れを癒したりして過ごしました。

B 実証実験に参加した社員は、「東京は人混みでストレスを感じるが、松江は空気の流れが穏やかで、気分転換がしやすい。」とか、「緑が多く自然が豊かで、心が癒される。」「通勤の疲れとストレスがない。」など、おおむね好評でした。実証実験を企画した松江市の担当者は、「この結果を基に、移住や定住を促進していきたい。」と話しています。

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※ IT企業 =コンピュータ・インターネットを使った仕事をする会社。


合計20分〜23分扱い

  図式化(個人学習)8分 

  ⇒4人グループ(相互プレゼン;40秒×3セット) 

  ⇒全体代表プレゼン(計4人;4分)

  =合計時間 20分+アルファ






この教材を使った学習
25分間


  8分……自学(持ち出す教材は4種類@ABC、教材の文章を図式化)
  6分……4人グループ「(1対1)×3セット」で相互プレゼン
  第1セット=@とA、BとC(プレゼン時間は40秒×2)
  第2セット=@とB、AとC(プレゼン時間は40秒×2)
  第3セット=@とC、AとB(プレゼン時間は40秒×2)
  6分……全体プレゼン(@ABC、それぞれ代表者1名ずつがプレゼン)

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10分間
聞き取り ⇒再現(プレゼン)


題材は考慮中
案 「農業の現状と打開策」


  メモ(図式)を取りながら聞き取り  ……2人ペア(相互に再現)
                     ……代表者による全体プレゼン(1名)
               
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  意見を図式でまとめる
   (1) 4分 自分の意見を図式化する。文章で書かない。
   (2) 2分 2人ペア(交互にプレゼンし合う) 40秒×2
   (3) 5分 時間の残される限り、一人ずつ「全体プレゼン」

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これぞ
「総合的な学習の時間」で
求められている学力です。
情報を鵜呑みにするのではなく
批判的精神を持って反論する。
その向こうに
自分らしい「持論」が見えてきます。



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