どじょう
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授業対象=中学生
実施=2021年7月実施予定


2021.6.24


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全体像


教材


@ 全国トップクラスのどじょうの生産量を誇る安来市で、どじょうの稚魚(卵から孵ったばかりの小魚)が地元の生産者に引き渡されました。「どじょうすくい踊り」の発祥地として知られる安来市では、平成15年から、このどじょうを町の特産品にしようと、水田などで養殖が行われています。先日は、稚魚の養殖などを行っている「やすぎどじょうセンター」を生産者が訪れ、先月末にふ化し、5ミリほどに育った稚魚を受け取っていきました。

A 「やすぎどじょう生産組合」によると、新型コロナウイルスの影響で飲食店などへの出荷が進まなかったことなどから、昨年度の生産量はおよそ2.4トンで、例年の半分ほどだったそうです。「やすぎどじょう生産組合」の渡辺組合長は、「安来のどじょうは水田で育てるので、天然ものに近くおいしいです。去年はコロナで大変だったが、今年は多くの人に食べてもらいたい」と話しています。

B どじょうが日常的な料理として親しまれていたのは江戸時代にまでさかのぼります。どじょうは栄養価も多く、ウナギ一匹とどじょう一匹は同じ栄養価を持ちます。その上、ウナギより脂質が9分の1も少なく、ミネラル・たんぱく質・ビタミンがバランスよく含まれており、とてもヘルシー(健康に良い)な魚です。さらに鉄分に関してはウナギの11倍、カルシウムは9倍も含まれています。どちらも魚介類の中でトップクラスの数値を誇っています。

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合計20分〜23分扱い

  図式化(個人学習)8分 

  ⇒4人グループ(相互プレゼン;40秒×3セット) 

  ⇒全体代表プレゼン(計4人;4分)

  =合計時間 20分+アルファ







この教材を使った学習
25分間


  8分……自学(持ち出す教材は4種類@ABC、教材の文章を図式化)
  6分……4人グループ「(1対1)×3セット」で相互プレゼン
  第1セット=@とA、BとC(プレゼン時間は40秒×2)
  第2セット=@とB、AとC(プレゼン時間は40秒×2)
  第3セット=@とC、AとB(プレゼン時間は40秒×2)
  6分……全体プレゼン(@ABC、それぞれ代表者1名ずつがプレゼン)

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10分間
聞き取り ⇒再現(プレゼン)


題材は
1年生=少子化の現状
2・3年生=女性史


  メモ(図式)を取りながら聞き取り  ……2人ペア(相互に再現)
                     ……代表者による全体プレゼン(1名)
               
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課題に対する自分の考えをまとめる ⇒プレゼン

題材

1年生=少子化問題
2・3年生=夫婦別姓問題

  意見を図式でまとめる
   (1) 4分 自分の意見を図式化する。文章で書かない。
   (2) 2分 2人ペア(交互にプレゼンし合う) 40秒×2
   (3) 5分 時間の残される限り、一人ずつ「全体プレゼン」

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これぞ
「総合的な学習の時間」で
求められている学力です。
情報を鵜呑みにするのではなく
批判的精神を持って反論する。
その向こうに
自分らしい「持論」が見えてきます。



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