潮流発電
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授業対象=中学生
実施=2021年7月実施予定


2021.6.24


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全体像


教材


@ 再生可能エネルギー(自然エネルギー)として世界的に広まっているのは、風力発電・太陽光発電です。一方、海に囲まれた日本は、海洋エネルギーの利用ができるのではないかという期待があります。海洋エネルギーの利用方法としては波力発電・海水温度差発電などがありますが、海流を利用する潮流発電が、今注目されています。

A 九電みらいエナジーは2021年5月20日、実証実験に取り組んでいる潮流発電システムが、使用前検査に合格したと発表しました。この発電システムは、長崎県五島市沖合約500メートル、深さ約40メートルの海底に設置されたものです。ここは穏やかな海面とは裏腹に海中の潮流は速く、潮の干満によって生じる潮流は安定しています。天候に左右される風力や太陽光と比べ、発電量は安定しています。高さ約23メートル、重量約1000トン、中心部に備え付けられた3枚のブレードの長さは約7メートル、出力は500キロワットとなっています。

B 。発電量と干満差の関係を分析したところ、ぴったりと連動していることが分かりました。海上の風が弱いときでも、海中では潮流が発生し、安定した発電に有効な実態がデータで裏付けられました。なお、この潮流発電によってまかなえる電力は、一般家庭約300世帯分となっています。

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合計20分〜23分扱い

  図式化(個人学習)8分 

  ⇒4人グループ(相互プレゼン;40秒×3セット) 

  ⇒全体代表プレゼン(計4人;4分)

  =合計時間 20分+アルファ







この教材を使った学習
25分間


  8分……自学(持ち出す教材は4種類@ABC、教材の文章を図式化)
  6分……4人グループ「(1対1)×3セット」で相互プレゼン
  第1セット=@とA、BとC(プレゼン時間は40秒×2)
  第2セット=@とB、AとC(プレゼン時間は40秒×2)
  第3セット=@とC、AとB(プレゼン時間は40秒×2)
  6分……全体プレゼン(@ABC、それぞれ代表者1名ずつがプレゼン)

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10分間
聞き取り ⇒再現(プレゼン)


題材は
1年生=少子化の現状
2・3年生=女性史


  メモ(図式)を取りながら聞き取り  ……2人ペア(相互に再現)
                     ……代表者による全体プレゼン(1名)
               
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課題に対する自分の考えをまとめる ⇒プレゼン

題材

1年生=少子化問題
2・3年生=夫婦別姓問題

  意見を図式でまとめる
   (1) 4分 自分の意見を図式化する。文章で書かない。
   (2) 2分 2人ペア(交互にプレゼンし合う) 40秒×2
   (3) 5分 時間の残される限り、一人ずつ「全体プレゼン」

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これぞ
「総合的な学習の時間」で
求められている学力です。
情報を鵜呑みにするのではなく
批判的精神を持って反論する。
その向こうに
自分らしい「持論」が見えてきます。



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