高齢者の後悔
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2021.7.18


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インターネットで
「80歳以上の高齢者が今後悔していること best5」に
出会いました。
なるほど……と思わされました。
今回は
これを紹介します。




挑戦しなかったこと


 「やりたかったのにやれなかったこと」が、誰しもあるもののようです。冒険家の三浦雄一郎さんが80歳7カ月でエベレスト、最高齢登頂記録を打ち立てたという例外もあります。が、さすがに80歳を越えると、何事にもチャレンジする気力も体力も難しいと思われます。

 私自身の自覚症状から言うと、60歳前後から夜中に出かけることが、情けないかな相当のエネルギーが要るようになってきています。50歳台前半の夏休みは、夜中のバレーボール練習(スポ小2日、PTAバレー2日)週4日をこなしていたものです。今では、そんな生活は考えられません。

 私にとって「挑戦しなかったこと」は何でしょうか? ふと立ち止まって考えました。即座に浮かんできたのは「囲碁」です。20年も前に二段になってからというもの、一向に手が上がりません。

 それもそのはず、他のことがバタバタあって、囲碁に打ち込む時間も気持ちもない月日が続いています。自分の中では「楽しめればそれで充分」という気持ちがあります。今でも「五段にはなりたい!」という願望があります。

 去年から生活にゆとりが出て、(時間を見つけては)AIとの対局を通して技量を磨いています。いや、磨いているつもりです。が、自分が事務局をしている「赤来囲碁クラブ」の碁会(月2回)では、3段に少し近づいたかな? という感触がある今日この頃です。

 その他に挙げるとすれば、ギターの上達。ピアノが弾けるようになること。趣味のことばかりですが、今となっては正直、強い気持ちは失せてしまっています。

 なお「要約学習」は、着実に広まって来ています。今年度は(計画を含めて)飯南町内の他に、出雲市・大田市・雲南市・奥出雲町・美郷町に研修会やら授業やら出かけています。

 自分の残る人生をかけて、一人でも多くの子どもに「図式」の醍醐味を手に入れてもらえるよう、挑戦し続けていいます。

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健康に気を使えばよかった


 自他共に認める、健康お宅の私です。私自身は、ザルのように漏れはあるものの相当気を使っています。運動は愛犬との6Kmランニング。食事はこだわりがあります。毎日、サウナ(温泉)に通っています。

 それもこれも、健康で年を取りたい一念からです。幸いいまのところ健康診断では、特に問題なし。通院も服薬もありません。「健康寿命を一年でも一ヶ月でも延ばしたい」という強い気持ちを持って日々を過ごしています。

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人に優しくすべきだった


 まったく仰せの通りです。80歳を超えて生きながらえているとき、必ずこの反省が去来することと思います。人に優しくしすぎるということはありません。有形・無形、際限がありません。

 常に自分の心の中には「清く正しく美しく」「天知る 地知る 己知る」という信念を持ち続けよう! と言い聞かせながら日々を過ごしています。

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家族との時間を大事にするべきだった


 部活動にあくせくしている時期(働き盛り)は、致し方なかったとはいえ、振り返って反省しきりです。でも、わが子3人が幼い頃は、毎晩の風呂と読み聞かせの時間は大事にしてきたつもりです。

 現在、伴侶との関係はとても良好。お互いを思いやる心を基盤に、共有する時間を大事にし、これからの人生をより深く豊かにしていきたいと強く思っています。

 今、次男家族と同居しています。男児2名(6歳と3歳)に恵まれました。私は子育てに於いても、両親に多大なる恩恵・支援を受けてきました。自分の立ち位置を常に検証しつつ、両親から受けた恩をわが子・孫に返していかなくてはいけません。

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もっと自分を大事にするべきだった


 え? どういうことかな?

 解説が書かれていなかったので、この意味するところが俄には見えませんでした。「自分を大事にする」ことと「ワガママ」「自分本位」とは違います。 ……自分なりに静かに考えてみました。

睡眠・食事・休養など、大事にする。

自分にプレゼント(旅行・買い物)をする。

たとえ人に邪険にされても、人も自分も責めない。

何かにつけてムリをしない。

 先人のアドバイスです。まわりの人(の気持ち)を大事にするとともに、自分(の気持ち・思い)を大事にしながら、二度とない今日を心を込めて過ごしていこうと、立ち止まって考えさせられました。

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